No.1292 人生設計に迷う最後の年代

 

私は、どこの組織にも所属していない、

独立系のファイナンシャルプランナー(FP)として、

19年間、業務を続けております。

 

個別の相談を振り返ってみると、

様々な年代の方が、

ご自身の人生のターニングポイントで、

人生設計の相談や確認にみえています。

 

その方々のなかで、

人生設計に迷う最後の年代は、

60歳から65歳の方に思えるのです。

 

私と同じ世代の方です。

 

特に、サラリーマンとして長年勤めて、

定年を迎えて、

これからは、思い描いた生活ができる方です。

 

ただ、この思い描いた生活をするには、

何をするかによっては、

すぐに始めることは難しく、

家計収支と相談して実行することが必要です。

 

人によっては、

退職金の一部を活用するなりの、

金銭面での準備も必要です。

 

また、起業をならば、

業種によっては、

専門資格や

経営の知識も得ておいた方がいいでしょう。

 

なかには、40代くらいから、

準備を始めておいてよかった。

といわれる方もいました。

 

なお、この年代を超えると、

今後は変わるかもしれませんが、

現状では、

収入の減少や心身の衰えから、

人生設計に迷うことは少なくなるようです。

 

老後の生活を楽しむためにも、

早い年代から、

老後の計画を立てておいた方がいいのです。

 

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