物置きの「空き家」はお金を生む原石だ

 

今年(2022年)の7月1日に、

『「空き家」はお金がいる』というテーマで、

 

「空き家」になった実家の活用の方法を、

(1)親族が住む

(2)賃貸で貸す

(3)売却

(4)事業経営

といった、提案をいたしました。

 

この記事を読んでくださった、

現在、「空き家」を所有している方から、

問い合わせをいただいております。

 

その中で、「空き家」を物置きとして

利用している方もみえるいるようで、

物置きの、今後の活用方法の提案がほしい、

といった内容もありました。

 

そこで、今回は、

現在、物置きとして使っている

戸建ての「空き家」の

今後の活用方法を考えてみました。

 

-------------------------------------

「空き家」の物置きは金を食う虫?

-------------------------------------

「空き家」を所有している間、

家計から経費が支出されます。

 

例えば、毎年固定資産税や都市計画税の納付が、

必要です。

もし、毎年10万円納税するとすれば、

10年間で、100万円の支出となります。

 

さらに、物置きとして使っているので、

建物として維持していくために、

雨漏りの修理といった修繕費や、

人は住まなくても、

家を管理していくために、

電気や水道代もいるでしょう。

 

「空き家」を物置きとして使い続ければ、

 

永遠に、家計からお金が出ていくだけの

単なる「金を食う虫」かもしれません。

 

------------------------------

「空き家」で資産形成をする

------------------------------

この無駄な家計の負担をなくするために、

 

「空き家」を元手に資産を形成する。

 

そのために、まずこの物置きの中を、

整理しよう!

と、考えることは容易です。

 

しかし、

・家の中にあるものを売却できるもの、

ごみとして処分するものに整理したい

・整理するには時間も手間もかかる

・相続してもらった家で、

思い出が詰まってなにもできない

・何かをするにも親せきや兄弟姉妹の手前がある

・資産を形成出来るまでに

どのくらいの経費がいるかすぐにはわからない

 

といったような理由で、

資産を形成する企てに限らず、

「空き家」利用の行動を起こすることに、

躊躇して見える方もいます。

 

そもそも、どのくらいの費用がかかるか、

見当がつかないところで、

物置きから脱皮する個人的なプロジェクトに、

躊躇される方もいるようです。

 

 

--------------------------

各種の専門家を利用する

--------------------------

そのような方も、

この記事の冒頭でお話ししたような、

(1)親族が住む

(2)賃貸で貸す

(3)売却

(4)事業経営

といったプロジェクトをはじめるなら、

 

それぞれの専門の業者に話をきき、

物置きから変化するイメージを持つことです。

 

そして、実際にどのくらいの費用が必要か、

同業の複数の会社に費用の見積書を依頼し、

費用の面でも、請け負ってもらう業務の面でも、

信頼できる業者を選任することです。

 

なお、ここで依頼する業者に、

「空き家」の家の中に置いてあるものの

処分についても、相談していいでしょう。

 

--------------------------------

「空き家」は、お金を生む原石

--------------------------------

このように、

単に、物置きとして使っていた「空き家」も、

単なるお荷物ではなく、資産を形成して、

家計をプラスにすることのできる、

お金を生む原石だったのです。

 

資産を形成する行動することで、

物置きとして使ってきた、

単に、金を食う虫の「空き家」が、

 

磨けば、お金を生む原石だったことに、

気が付くことができるです。

 

----------------------------------

原石をより磨くための注意事項

----------------------------------

最後に、念のためにですが、

 

「空き家」を賃貸や売却などして、

資産が形成できようになったときに、

注意していただきたいことがあります。

 

それは、今までより、

家計の収入が増えるようになります。

 

増えたお金をさらに増やそうと、

例えば、

今までに、株式投資や投資信託といった、

金融商品で運用したことがない方が、

 

その運用の知識を得ることなく、

見よう見まねで運用を始めると、

運用資金に、羽が生えてすぐにどこかに、

消えて行ってしまいかねません。

 

つまり、資産を形成する目的と

そのための自分に適した運用方法を、

理解して、

運用を始めることが大切なのです。

 

*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:

■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ

*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:

 

「空き家」の物置きは原石、

 

みがき方次第で、

 

光り輝く宝石の可能性があります!

 

 

ただ、所有者が行動しなくては、

 

原石とも気が付かないでしょう!?

 

 

人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第502号)

Photo by photo ac

「人生の添乗員」「人生の行程表」は牧野寿和の登録商標です