住む家の基本

 

私たちは、

生涯どんな家に住んでいるのでしょう?

 

主に、木造や鉄筋コンクリート造りの、

・持ち家

・賃貸

といった戸建ての家や部屋に、

生涯同じところに、

また、いろんなところに移り住んだりします。

 

なかには、人生の一時期を、

勤務先の社宅や寮、

学生時代を下宿や学校の寮や、

シェアハウスといったところに、

住むこともあるでしょう。

 

自分とその家族が、どんな家に住むかは、

人生のめぐり合い、

と考えることもできます。

 

 

そこで今回は、

住む家に焦点を当て、

住む家の基本について考えてみます。

 

 

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住む家を探すのは人生のターニングポイントのとき

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住む家を探すのは、

・親元を離れて学校に通学する下宿を探すとき

・就職、転職するとき

・転勤するとき

・結婚するとき

・子どもの成長などで手狭になったとき

・老後の生活を始めるとき

といったような、

人生のターニングポイントの時です。

 

 

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探す家と家計

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では、どのような家を探すのでしょう?

 

現在とこれからの家計収支と貯蓄の推移を、

シミュレーションして、

将来にわたり、

家計支出が超過しない物件を探します。

 

賃貸なら、交通の便の良いところなど、

自分や家族の生活の便利性を重視しながら、

毎月、家賃が支払っていける物件です。

 

また、自宅を購入するなら、

生活の便利性もさることながら、

毎年の固定資産税と都市計画税や

修繕費が負担できる。

さらに、購入価格以上で売却できる、

資産価値のある物件です。

 

もし、購入時に住宅ローンを組むのであれば、

毎月返済ができることも条件に加わります。

 

 

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家の生涯と人との関わり

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ところで、家の一生は、

 

木造であれ、鉄筋コンクリートであれ、

新築の住宅として誕生します。

 

この誕生とともに、

生涯、この住宅と過ごす人もいるでしょう。

 

築年数とともに、

雨漏りや外壁、屋内の水回り、

といった、修繕をしながら、

住み続けることができるように、

家を維持します。

 

そして、住むことが困難になれば、

解体されます。

 

その家の生涯はそこで閉じます。

 

この家の寿命は、家の建っているところの

自然環境にも影響されますが、

 

屋根からの雨漏りなど、家が、

修理をしてほしいと悲鳴を上げているときに、

持ち主が、適切に手を加えることで、

延命させることも可能です。

 

家を長生きさせるか、短命で終わらせるかは、

つまり持ち主次第です。

 

 

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家は黙ってはいるけど

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家は、持ち主に直接話はしてくれません。

しかし、悲しんでいることもあります。

 

そのひとつに次のような例があります。

 

両親が住んでいた家、

つまり、子どもたちにとっての実家は、

両親が亡くなった後に、

 

相続する人が決まらないなど、

適切に相続がされないときや、

 

また、されても相続をされた子どもが、

その実家を所有していくために経済的にも、

遠方に住んでいるなど地理的にも、

困難なときなどです。

 

すると、その実家は、

・空き家になって放置される

・住む人がいなくなり、解体されて売却される

 

といった、家にとっては不本意ながら

生き続けることや、

生涯を閉じることもあるのです。

 

 

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住む家の基本とは

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住む家とは、

新築からの長いお付き合いになるのか、

中古住宅や賃貸住宅に、

短期間のお付き合いなのか、

どのようなお付き合いにしろ、

 

私たちは住むところがないと

生活ができません。

 

 

従って、たとえば住宅を購入するなら、

中古の住宅なら、

その住宅のリフォーム歴や住んでいた人など、

いわば生い立ちを知り購入すること。

 

また、新築の住宅なら、

ただ気に入ったのではなく、

少なくとも、戸建て、マンションに限らず、

どのような家に住みたいのか、

その理由を明確にして、

 

必要であれば、住宅ローンを組んで、

住むべきでしょう。

 

つまり、

誰もしっかりとは見てくれてはいない自宅に、

見栄を張ることなく、

家計収支に即した家に住むこと。

住む家の基本なのです。

 

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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ

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住む家の基本は、

 

自分に適した快適な居住空間を満たす、

 

「住む家」を得ることです!

 

人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第501号)

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