No.897 税制優遇制度の内容を家計に反映させる

 

税制優遇制度とは、

一定の条件に当てはまれば、

支払う税金の額が優遇される制度です。

 

具体的に金融商品関係では、

専用の口座で、毎年一定額までの投資について、

一定期間は利益に課税がされない

「NISA(ニーサ)・つみたてNISA」が、

また、

掛金が所得税・住民税の課税対象から外れ、

運用期間中にでた利益にも課税されなく、

受け取りの時には、

一括で受け取るときは退職所得、

年金で受け取るときは公的年金と同じ扱いになって、

一定額までは税制面で優遇される、

「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」があります。

 

また、自宅を購入したときなどに利用する、

住宅ローン控除も条件が合えば、

優遇されます。

 

商品の詳細は、個々のHPをご覧いただくか、

または、多くの場合は、

金融機関や不動産販売会社などで、

制度の案内があるでしょう。

 

ただし、実際にどのくらいの優遇が受けられたかは、

長期間に渡り、

ご自身で確認しながら家計運営に反映していくことが大切です。

 

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