今年もはや7カ月が過ぎました。

家計収支で


年初に決めたこと

ある時期に必要になり

また
思い立って始めたこともあるでしょう。


そこで今回は、
今年の家計収支が

思い通りスムーズにまわっているか、

それを確かめる
5つのチェック項目をお伝えします。


------------------------------------------------
1家計収入は予定通りですか
------------------------------------------------
収入の面で、
昨年より何らかの理由で

大幅に収入が減ってはいませんか?

減った場合、

それは一時的なことであり、
近い将来、以前の水準に戻りますか?


また転職などで近々には元に戻らない理由からですか?


減収の理由が明確で
すぐに戻すことができるのであれば、
そんなに心配することはないでしょう。


しかし、すぐには戻らないならば、
今後の家計収支に及ばす影響を
検証しなくてはなりません。


そして、
減収後の家計管理の対策としては、
(1)家計の支出を減らす
(2)貯蓄を取り崩す
(3)収入を増やす方法を考える

基本的には上記の3つになります。


文字に表せば簡単ですが、
実際に行動するには、
いろいろと考えて動き辛いことも確かです。


---------------------------------------------------
2.家計支出は予定通りですか
---------------------------------------------------
予想外の出費はありませんでしたか?

もしあった場合、

家計の予備費や貯蓄から
賄える金額があれば、

それほど問題はありません。


しかし、
そのために家計収支が赤字になったり
この先長期間に渡り
家計収支に影響を及ぼす支出であれば、

今後の対策が必要です。


抜本的な対策は、
生活費などの家計の支出額を減らすこと

「減らそうか」
ではなく

家庭ごとに適した方法で、
外食費を毎月いくらまでにする

といった項目ごとに

減らす金額を決める
そして始める

そうしないと
目標の達成はできないし

家計収支もどんどんさらに
赤字に向かっていくでしょう。


---------------------------------------------------
3.貯蓄額の確認
---------------------------------------------------
使う目的のために
貯蓄をしている場合、

順調に貯蓄額が増えているか、
確認をしておきましょう。


予想外の収入があった場合、

そのお金を貯蓄にまわすか
欲しかったものを買ってしまうかは、

ご自身の判断です。


貯蓄にまわせば、
目標の貯蓄に
予定より早く達成するでしょうし、

貯蓄
貯蓄
と言って

目標達成大事だが、

我慢するばかりではいやだ!

と言われるのであれば、
欲しいものを買うことも良いでしょう。


しかし気を付けていただきたいことは、


一度我慢を破って、

それが習慣化してしまうと
目標の貯蓄額に
予定した時期に目標の貯蓄額に
達することは出来なく、


例えば、
それが住宅ローンの頭金であれば、

住宅購入計画や
住宅ローンの返済計画に
狂いを生じ

長い年数を経った後の

退職後の家計に
影響を及ぼすこともあります。


------------------------------------------------------
4.人生の行程の確認
------------------------------------------------------
ご自身やご家族のこれからしたいこと

必然的に迎える、
退職の時期などに変更はなかったでしょうか。


行程に加えることや
修正や取りやめることがあれば、

迷っていた60歳定年後について、

65歳まで今の職場で再雇用が決まった

とか、準備も出来たので起業することにした

など、これからの人生に変更があれば、

そのように家計収支の変更を、

場合によっては、

貯蓄の目的を新設して
あらたにその目標のために貯蓄を始めるために
現在の貯蓄額の見直し

おおきな変更があれば、
家計収支を生涯に渡ってシミュレーションを見直し
特に高齢になってから、
家計が保たれていくかの確認が必要かもしれません。


------------------------------------------------------
5.冷静に見直す
------------------------------------------------------
特に、収入が減ってきている場合

今までの生活を維持するための対策を
考えるのではなく、

現在の収入に即した生活に
変えていくことが大切です。


また、一時的に収入が増えた場合は、
家計支出を増やすのではなく、


このお金を、
将来の特にどのように
老後の生活に役立てるか


といった将来展望をした方がよいでしょう



*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ
*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:

将来の生活も考えながら、


この半年間の家計収支の動きを

顧みてみましょう!


「人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第307号)
Photo by photo ac