私が今までお会いした方のなかで、

同じような節約をしていても、

あの人はシッカリしていると、
その行動を肯定的に見えもらえる人と
ケチとみられる人がいます。

なぜ、評価の違いが出てくるのでしょう?

洋服を買いに行った時を例に、
考えてみました。


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シッカリしている人とは
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まず洋服を買いに行く場合、

まずどこに買いに行くのか決めます。

この時、
買う服のことを考えます。

普段着なのか
フォーマル用なのか
予算はいくら位にするのか

もちろん、
ある程度どのような服を買うのかは決めておいて、
最終的にはお店で決めることになるでしょう。


そして、そのお店ですが、

安価で機能的なものでよければ、
そのような服を扱っている店、

値段が張っても、
良いものを買いたい場合は、
アフターフォローのしっかりした店、

と、服を買いに行くお店を知っていないといけません。


目的の服を売ってくれる店に行って、

シッカリ気にいった、

お値段も予算内のお手頃な服を
効率的に、
買うことができるでしょう。


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ケチな人
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それに対してケチな人は、

ここでいうケチとは、
なにも、手持ちのお金がないのではありません。

物の良し悪しを判断する基準を、
あまり持ち合わせていなくて、
お金を使うべきところで、
お金を使わない人のこととします。


例えば、バーゲンに行って、
洋服を買おうとした時、

お目当ての質のよい服が、
それこそバーゲン価格で売っているなら、

迷わず買うと思うのですが、
何らかの理由をつけて、
買うことを躊躇することです。


その時に、
お友達と一緒に買い物に行っていたなら、
その友達に買わない理由を話すでしょう。

するとその人は、
友達から
ケチのレッテルを張られてしまうでしょう。


ケチな人を言い換えると、
ご自身の行動に自信がなく、

行動を躊躇する人のことを、
他人からみると

ケチの一言で、
評価されるのかもしれません。


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節約家はどっち
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お金を使わないことでは、
両方とも節約家といえるでしょう。

シッカリしている人は、
吟味して必要以上のお金を使わないのです。

一方、ケチな人は、
お金を使いたくない、
お金の効果的な使い方がわからないから、
お金を使わない。


心の問題としては、

シッカリしている人は、
気持ちよく服を選んで、
お気に入りの服が買えて、
気持ちよく、
お金を支払うでしょう。


一方、ケチな人は、
時には訳もなく買い物を躊躇することもあり、

お金も、
買うものの対価として
納得して支払っているのでしょうか?


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実際はどうなの
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今回は、
シッカリしている人を肯定的な人

ケチな人を否定的な人

として表現をしてみました。


実際のところは、

上述のように、
2つにはっきりと分かれるとことはなく、

日常の生活用品などの買い物は、
シッカリ者

洋服などを買う時は、
ケチと言われる行動をする。


こんな行動をする人が、
多いのではないでしょうか。


ご自身の行動が、
家計の節約にどのくらい貢献しているのか?


そこが課題となるのです。






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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ
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シッカリとケチとは、

紙一重です


「人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第274号)」