私が今までお会いした方のなかで、 同じような節約をしていても、 あの人はシッカリしていると、 その行動を肯定的に見えもらえる人と ケチとみられる人がいます。 なぜ、評価の違いが出てくるのでしょう? 洋服を買いに行った時を例に、 考えてみました。 -------------------------------------------------------- シッカリしている人とは -------------------------------------------------------- まず洋服を買いに行く場合、 まずどこに買いに行くのか決めます。 この時、 買う服のことを考えます。 普段着なのか フォーマル用なのか 予算はいくら位にするのか もちろん、 ある程度どのような服を買うのかは決めておいて、 最終的にはお店で決めることになるでしょう。 そして、そのお店ですが、 安価で機能的なものでよければ、 そのような服を扱っている店、 値段が張っても、 良いものを買いたい場合は、 アフターフォローのしっかりした店、 と、服を買いに行くお店を知っていないといけません。 目的の服を売ってくれる店に行って、 シッカリ気にいった、 お値段も予算内のお手頃な服を 効率的に、 買うことができるでしょう。 -------------------------------------------------------- ケチな人 -------------------------------------------------------- それに対してケチな人は、 ここでいうケチとは、 なにも、手持ちのお金がないのではありません。 物の良し悪しを判断する基準を、 あまり持ち合わせていなくて、 お金を使うべきところで、 お金を使わない人のこととします。 例えば、バーゲンに行って、 洋服を買おうとした時、 お目当ての質のよい服が、 それこそバーゲン価格で売っているなら、 迷わず買うと思うのですが、 何らかの理由をつけて、 買うことを躊躇することです。 その時に、 お友達と一緒に買い物に行っていたなら、 その友達に買わない理由を話すでしょう。 するとその人は、 友達から ケチのレッテルを張られてしまうでしょう。 ケチな人を言い換えると、 ご自身の行動に自信がなく、 行動を躊躇する人のことを、 他人からみると ケチの一言で、 評価されるのかもしれません。 ----------------------------------------------------- 節約家はどっち ----------------------------------------------------- お金を使わないことでは、 両方とも節約家といえるでしょう。 シッカリしている人は、 吟味して必要以上のお金を使わないのです。 一方、ケチな人は、 お金を使いたくない、 お金の効果的な使い方がわからないから、 お金を使わない。 心の問題としては、 シッカリしている人は、 気持ちよく服を選んで、 お気に入りの服が買えて、 気持ちよく、 お金を支払うでしょう。 一方、ケチな人は、 時には訳もなく買い物を躊躇することもあり、 お金も、 買うものの対価として 納得して支払っているのでしょうか? ---------------------------------------------------- 実際はどうなの ---------------------------------------------------- 今回は、 シッカリしている人を肯定的な人 ケチな人を否定的な人 として表現をしてみました。 実際のところは、 上述のように、 2つにはっきりと分かれるとことはなく、 日常の生活用品などの買い物は、 シッカリ者 洋服などを買う時は、 ケチと言われる行動をする。 こんな行動をする人が、 多いのではないでしょうか。 ご自身の行動が、 家計の節約にどのくらい貢献しているのか? そこが課題となるのです。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: シッカリとケチとは、 紙一重です
「人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第274号)」