何度となくお伝えしていますが、
現在加入の保険になじんでいない方が後を絶ちません。

そこで今回は、
あらためて、
保険に加入する目的を考えてみたいと思います。


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保険商品とは
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保険商品とは、

加入する目的から、

死亡保険金が受給できる生命保険、
自動車や火災保険に代表される損害保険、
それに第3分野に分類される、
医療保険や介護保険などに、

分けることができます。

そもそも保険商品は、
保障と貯蓄を兼ね備えた、
金融商品のひとつでもあるのです。


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なぜ保険商品の内容を理解出来ないのか
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死亡保険であれば、
被保険者(保険の対象となる人)が、
死亡した時に、

相続人や指定された人が、
死亡保険金が保険会社からもらえます。


損害保険のうちの
自動車保険であれば、
自家用車を運転している時に、
事故を起こし、
他人を傷つけた場合、
保険がおりる。


といった単純な内容であれば、
加入する方皆さん理解ができるでしょう。


しかし、死亡保険を例にとっても、

確かに、上述のように、
被保険者が死亡した時だけに、
保険金が下りる単純な保険商品もあります。


多くの死亡保険商品は、

入院した場合の医療保障など、
多くの特約が付加することができ、

そのような保険商品に加入していることで、
商品の内容が複雑になり、

加入している保険商品を理解することを
妨げていると言っても過言ではありません。


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保険商品の価値が理解出来ないことが見直しにつながる
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私のところに、
保険の見直しにみえる方の、

保険証券や

加入する前に
保険会社が作成して、
契約者の提出した、
設計書や提案書には

一見して共通したことがあります。


本来、住宅購入や相続などで、
相談に見えて、
話の流れから、

余り気にはしていないが、
念のために
加入中の保険証券などを
拝見する場合とは、

明らかに違うことです。


それは、
保険証券よりも

提案書などに多いことです。

保険会社の担当の方や、
保険に加入するご自身で

用紙が埋まるくらい、
商品の内容が書きこんであることです。


保険商品の内容を理解してみえるのです。


一方、保険の見直しにみえる方の多くは、
「保険料」の書き込みはあっても、

保険の内容についての書き込みのない方が、
私の見た目ですが多いのです。


そして、何らかの理由で、
家計支出の見直しを検討し始めたとき、

毎月定期的に、

家庭のよっては、
万円単位の支出の保険商品に、

目をつけることがあるようです。


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確かに無駄の場合もある
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保険商品の内容も把握しないまま
加入している保険には、

確かに、
無駄な保険に加入されている方も見えます。


また、例え保険商品の内容を理解していても、

子どもの成長など、

家族の成長とともに、
必要のなくなった保険に
加入し続けている場合もあります。


このような場合は、
保険料が無駄使いと言えるのです。


また、見直しが必要となるのです。




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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ
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保険商品の内容を把握できていないまま、

加入中の保険は、

保険料が無駄使いになっている可能性があります
「人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第273号)」