前回の記事のつづき・・・

 

昨日、今朝とヒロさんからは

今日の逢瀬についての連絡がなく

これまでの経験から

実は、なんとなく嫌な予感がしていたんです。

 

念のため、今朝

 

今日大丈夫そう?無理だったら連絡してね。

 

と、LINEを入れておきました。

 

ヒロさんは仕事中、

携帯を触れないため

お昼頃、ようやく既読になり

 

また連絡する

 

と一言。

 

こういう返事をするときは

おそらく何かがあって

この時点で、今日の逢瀬が

難しいことを悟りました。

 

ヒロさんの定時が過ぎた頃

 

電話できる?

 

とLINEが。

 

この時点で、今日の

ヒロさん手づくりご飯は

なくなったことを確信。

 

ごめん、

どうしても飲み会断れなかった

できるだけ早く抜け出せるようにするから

ただ、今日はみかに

ご飯を作ってあげられない・・

ごめん

 

と。

 

あわてて電話を切ったヒロさん。

心の準備はできていたので

落胆はせず、むしろ

これでもう少し仕事ができると

ホッとする自分もいて。

 

無理しないでね。


そうLINEをいれ、

仕事に集中しようと

席に戻る。

 

いつものわたしなら

ヒロさんの飲み会後でも

逢えることが嬉しくて

しっぽをふって

タクシーに飛び乗っていたけれど

今日は、断ろう、

わたしだって仕事が忙しいんだから

そう、心に誓って

無心に仕事をしていました。

 

途中、何度か着信があったけれど

応答はせず。

 

まもなく終わる。

とメッセージが届く。

 

ヒロさんはズルイ。

わたしが待っていることを

知っている。

まさか、もう帰ってしまったとは

微塵も思っていない。

 

解散をしたと思われる頃

再び着信が。

 

いま解散した。

どこに行けばいい?

みかが出やすいところでいいよ。

 

お腹すいたよな、

約束守れなくてごめん。

 

結局、断ることができず

タクシーに飛び乗った

わたし。

 

ただただ

逢えることが嬉しい

みたいな

そんな純粋な気持ちは

今日のわたしは

残されていません。