Crysis | 貧乏人にもゲームやらせろ!

貧乏人にもゲームやらせろ!

STEAM等で安く入手できる主にPCゲーム
人知れず埋もれた名作、良作
あまりメジャーではないがプレイする価値のある作品など
レビュー感覚で紹介していきたいと思います

Crysis:FPS

STEAM $29 日本語化 ※購入条件により一部不可

ゲーム内容
自分は日本語化できなかった為英語でのプレイでした従ってストーリーはほとんど把握していません。
ナノスーツと呼ばれるスーツを装着し潜入、戦闘を繰り返しながら目的を達成していきます。スーツにはアーマー(ダメージ吸収)、スピード(移動速度アップ)、ストレングス(攻撃力、ジャンプ力アップ)、クローク(透明化)の4種類の特殊効果が付与されており状況に応じて任意に切り替えながらゲームを進めて行きます。
シナリオごとに設定されたマップはとても広く目的地への進行ルートはプレイヤーによって様々。



プレイした感想
難しい、とっつきにくい、というのが第一印象。始めのうちはMGS的なステルス、不殺プレイで進めて行ったものの今一うまくいかない。殺害する以外に敵を排除する方法がない為自分のスキルではある程度敵が配置された拠点では必ず詰まってしまう。
しょうがないので開き直って殺害しながらのプレイに以降したところエラく快適になってしまった、そもそも麻酔銃もなければ拘束による気絶もないんだから殺すしかないわけで、「敵を見つけたら銃で撃って殺せ」っていうすごくシンプルな回答に行き着いた。
相手は人間なんだから撃てば死ぬのは当たり前だし戦場に居る以上敵は殺してなんぼ、もの凄く現実的な解釈だがなんかゲーム的ではないなと違和感を持ってしまった自分の思考にズレを感じた。
要は難しく考えすぎてたようでクローク(透明化)がある以上ステルスが基本で究極は殺さず、見つからず、そんなある意味強烈な先入観を抱いていれば壁にぶち当たるのも当然。
なんの為に数種類の武器が用意されているのか?戦闘をサポートする特殊能力の存在とは?ていうかなんで敵がいるの?そんなとこまで否定してしまうような先入観というかひどい思い込みだった。
双眼鏡を除いて敵の拠点を観察したらパーティのはじまり、まずはアサルトライフルでちくちくやって潜入ルートが開ければクロークで突入、レーダーを見ながら敵の後ろから前からピストルやサブマシンガンで頭を打ち抜く、目に付いた装甲車を拝借してもいい、機関銃の連射は刺激的だ。やがて騒ぎに気づいた本部からヘリや戦車が送り込まれてくるだろうが心配するな、そこらにRPGが転がってるはず、そいつをぶち込んで黙らせてやれ。
破壊と殺戮を存分に楽しめばいいこれはゲームなんだから、いつだってシリアスに考え込むのは危険だよ、みたいなことを言われてるような気がした。狂ったように美しく描写されたエイリアンの洞窟で小一時間迷いながら「ゲーム」ってなんなんだろうと考えてしまった。

ラストのお祭り騒ぎは正直おもしろいとは思わなかったが今ゲームはここまで出来るんだと驚愕した。