今回は、筋ジストロフィーの日常生活(子供用)の、参考になれば良いと残します。
お子さん等が、筋ジストロフィーと診断されて、今後症状に応じて、どのような対策等をすればよいか、気をつけていることなどを、いくつか説明していきます。
まずは、
日常生活の行動の一つ、立ち上がる事
安全性の高い立たせ方としては、一度、イスかソファーの様な物に座らせてから立たせるという方法もあります。
自力で立ち上がる事ができなくなってしまった場合、お子さんの、脇か腰、おんぶという方法があります。
脇を抱えて、そのまま立ち上がらせる。
子供を立たせる場合で、安全性の高い立たせ方が、脇を抱えて立たせる方法だと思います。
身長もなく、体重もそんなに、無いと思うので、安全だと思います。
腰を持つ場合は、ベルトや伸び縮しない素材のズボン等で、立たせる方法があります。
腰を持って、膝が伸び切った状態で、立たせます。
前のめりになっている状態を起こします。
腰を持って立たせる場合、イスかソファーに座らせてから、立たせるのが、安全だと思います。
おんぶをする
おんぶをする場合は、少しコツが必要となってくるので、お子様向けではないかもしれません。
おんぶをして、立ちます、膝が伸び切っているか(地面に足が着いているか)を確認してから、手を話します。
この時、しっかりと立てているか、確認しながら手を離して下さい。
確認せずに手を離すと、転倒してしまう恐れがあるので、気をつけて下さい。
気をつけていること
立つ時に、足場の確保ですが、厚みがあってフカフカする絨毯やカーペットでは、立たせないで下さい。
バランスが崩れて、転倒してしまいます。
自力で立つ場合は、イスかソファーに座り、壁や手すりなど、手を付ける場所で立ちます。
ハンドクリームやヌルついていると、手を滑らせて、転倒の恐れがあります。
冬場等で、手等が乾燥してしまう場合、ヌルついたり、ツルツルしてしまうような、クリーム等を付けるのは、避けましょう。
この様に、普段の生活で、中々気づかない事や、ちょっとした事が事故にならないように、
筋ジストロフィーの事を少しでも理解していただいたら嬉しいです。
動画での説明をしておりますので、よかったら御覧ください。
