秋桜を繰り返す | ブログ 焚火三昧
薄紅の秋桜が
秋の日の
何気ない陽だまりに
揺れている
この頃
涙もろくなった母が
庭先でひとつ咳をする
さだまさし
師走、
夜明けが待ち遠しい。
身を切る寒さの中、
船は西へ舵をとる
六時間、
洋上を漂い
シャクリつづけ
ハマチ一本を釣り上げた。
縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話
繰り返す
独り言みたいに
小さな声で
こんな小春日和の
穏やかな日は
あなたの優しさが
沁みてくる
何度も繰り返し
唄いながら
海をゆく
ふと目頭が熱くなる
そんな晩秋の 昼下がり

