村祭りである。
 
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村の鎮守の神様のお祭り
 
 
秋、同じ里に生まれ育ったもの達が、
一年の収穫に感謝する。
 
 
かたや
一年一度の手にした収穫しか信じない。
 
 
長年血脈に刻みつけられた農耕民族の性だろうか。
 
 
 
村社会には
老若それぞれの各々の担う役割がある
 
 
若人は肉体で奉仕し
 
年寄りは経験と顔を活かし
ひとつの祭りを造り上げていく。
 
 
遠い昔から、脈々と流れる人達の営み。
 
 
 
時の流れの中で
 
文化が醸成されていく。
 
 
良くも悪くも、文化とは
 
限られた集団の中でのみ通用する
 
当たり前事である。
 
 
外部からきた者には、
 
理解し難い非常識である。
 
 
 
ただ
 
生活様式も社会環境も変化している。
 
家族から個人へ
 
全体から個々へ
 
互恵から独善へ
 
 
人間は変化に対応しようとし、
 
自分だけの欲望に向かって進む。
 
 
 
地域社会はおろか
 
家族の絆も崩壊して久しい、
 
結婚さえも現代では
 
その意味を失なっている。
 
 
 
日本人は便利さや気楽さと引き換えに
 
 
誇りや絆を売り渡してしまった。
 
 
 
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祭り太鼓はグループホームに立ち寄った。
 
沢山のお年寄りが、
 
御神輿に集まり、
 
御稚児さんの太鼓にあわせ手を叩く。
 
 
世代を越えた交流
 
死と向き合う孤独
 
人との触れあい
 
 
対象的な生と死のコントラストが
 
鮮やかに写しだされる。
 
 
 
それでも人は生まれ
 
 
そして死んでいく。
 
 
 
祭りは
 
すべてを呑み込みながらつづいていった。