「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)6月1日(土曜日)
        通巻第8273号  
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 「わたしは犯罪者の味方です。アメリカが破壊される? それがなにか?」
犯罪者を勇気づけ、警官の牙を抜くのがボストン市長だ。
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ボストン市長はミシェル・ウー。39歳の女性。赤い思想の持ち主でアメリカの破壊が望みらしい。
ウー市長は犯罪都市として悪名高いサンフランシスコ、フィラデルフィア、シアトル、デンバー、ニューヨークなどリベラル派拠点の誤った方向へ市制の舵取りを切った。リベラルな都市では窃盗や自動車窃盗などの財産犯罪が急増している。

 ボストン市長ミシェル・ウーは、特定の犯罪を非犯罪化したい、万引きや治安妨害などの犯罪を起訴から除外し、住居不法侵入、故意による悪意のある器物損壊、250ドル以下の窃盗、不法侵入といった「軽犯罪」を起訴対象外とする。

 とくにボストン警察のギャングデータベースの閉鎖を支持し、一方で、抗議活動に関与したボストン警察の職員を解雇することも支持している。

警察のギャングデータベースは、ボストンの住宅団地で何年も活動していた暴力的なストリートギャングなど40人の個人を連邦政府が摘発する上で、特に重要な役割を果たした。

警察予算を市の他の優先事項に再配分することを約束しており、催涙ガス、ゴム弾、警察犬の使用をなくすことで法執行機関の「非軍事化」を信条とする。 
要するに犯罪者を勇気づけ、警官の牙を抜くのだ。

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