「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024)5月3日(金曜日)弐
通巻第8238号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
TIMEがトランプをカバーストーリーに選んだ。
NATO諸国も韓国も公平な防衛費用を分担すべきだ
******************************
『TIME』(2024年5月27日号)の特集は「トランプ」で
アメリカを動かしているのはバイデンデではなく、トランプである
もとよりTIMEは2026年予備選で泡沫扱いされていた頃から
トランプ前大統領の別荘マール・ア・ラーゴでTIME誌のインタ
タイトルは「もし彼が勝ったら」で同誌のカバーストーリーである
トランプはインタビューのなかで、国境警備、移民対策、経済政策
発言が絞り込まれたのは「法と秩序の回復」だ。
トランプ前大統領は、不法移民の国外追放作戦を開始すると明言し
「アイゼンハワー大統領の大量国外追放を再現したい。警察や州兵
対中国問題では持論である60%の関税引き上げを展開し、「米国
日本製鉄が進めているUSスチール買収を、名指しはしていないが
外交政策、とくにイスラエル問題では、「イスラエルへの援助に条
またイランとイスラエルが戦争になった場合、米国はイスラエルを
「私はイスラエルのゴラン高原領有を支持したし、米国大使館をテ
▼ウクライナ支援は続けるがNATOが米国より支援が少ないのは
NATOに関しては「国防支出が不十分である。欧州諸国が公平な
トランプがこだわるのは「公平な負担」、つまり「支払い」である
合計六本の裁判沙汰について「訴追は不公平であり、いずれ、バイ
中絶に関する連邦法の制定の可能性について、トランプは、「その
また米国内に反白人偏見があることを認め、バイデン政権の政策を
台湾に関しての積極的で前向きの発言はなかった。
トランプはこう言った。
「中国は私が何を考えているかをよく知っているだろう。台湾防衛
韓国が軍事的保護に対する米国への財政的負担について、「バイデ
最初から最後までトランプの日本への言及はなかった。日本への信
英語全文は下記
https://time.com/6972022/donal
□◎み○☆や◎☆ざ○☆き◎☆◎ま○☆さ◎☆ひ◎◎ろ○☆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘のホームページ http://nippon-nn.sakura.ne.jp/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2024 ◎転送自由。引用される方は出典明示
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~