たくましく生きる力を育む! 日本のレジリエンス教育第一人者が教える声かけメソッド ≪続きを読む≫
8月17日(火) 20:00 提供:Web本の雑誌
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"レジリエンス"とは、回復力や復元力を意味する英語で、どんな逆境にも負けず、たくましく生き抜く力を育む教育法です。
そのレジリエンス教育において、日本の第一人者とされる足立啓美さんが執筆した書籍『子どもの心を強くする すごい声かけ』を紹介します。
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親が"声かけ"という肥料を与えることで、子どものレジリエンスの種はぐんぐん育つとのこと。安心感や希望、落ち着き、つながりを感じられる大人との関係が、その種を力強く育てる土壌になるそうです。
そんなレジリエンスについて、第1章では、親が知っておくべき7つのことを紹介。「ネガティブ感情は否定しないで受け止める」「『感情は自分で選べるもの』と教えよう」など、声かけをするうえで大切なことを解説しています。
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そして、声かけの実践例を学べるのが第2章。
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たとえば「学校に行きたくない」と子どもが言い出したら、みなさんならなんと声をかけるでしょうか?
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OKな声かけは、まずは「教えてくれてありがとう」と助けを求めてきたことに感謝するのが第一歩なのだとか。誰かに自分の悩みや弱さを開示できた強さを認めてあげたうえで、子どもの気持ちをじっくりと聞いてみる、そして不安やわからない気持ちをまるごと「そっか、そっか。ゆっくり休もう」と受け止めてあげるといいのだと解説しています。
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コロナ渦において、以前より親子で向き合う時間が増えた人も多いかと思います。逆に言えば、それは子どものレジリエンスを育てる絶好の機会と捉えることもできるかもしれません。
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「教えてくれて、ありがとう」
これは親子関係に限らず、いろいろな場面で応用できる言葉で、重宝しそうですね。
逆境や困難を乗り越えられるしなやかなさ。
この力を身につけているか否かで、人生を素晴らしいと思えるかどうか、幸せや感謝の気持ちを持つことができるかどうかが左右されると思います。
人として生きていくのにとても大切なことなので、レジリエンス教育がもっと広がりますように!
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