ポジティブ・フードって知ってる? コロナ禍の今こそ、こころの健康を食事面から見直そう! ≪続きを読む≫
7月15日(木) 11:00 提供:FYTTEweb
食事、運動、睡眠のバランスでストレスを跳ね返す!
……帝京大学医学部の功刀浩(くぬぎ・ひろし)先生……こころの病気や精神疾患と栄養の関係を明らかにし、食生活や栄養面から治療法を探る「精神栄養学」の第一人者です。
……
「仕事や人間関係などのストレスに加え、現代では食事の問題、運動不足、夜型生活、ネット依存などが隠れたストレスとなって、こころの病気を引き起こすことがあります。重要なのは食事、運動、睡眠のバランスをとることです。
たとえば、我々が行った調査では、うつ病の人はそうでない人に比べ、朝食をとる人の割合が少なく、間食や夜食をとる割合が高いという結果が出ています。その意味では、うつ病やうつ状態も生活習慣病として考えられる側面がありますし、生活習慣を見直すことで、うつ状態が改善することもあるのです。
“食事”“運動”“睡眠”という3つの生活習慣を整えることで、ストレスを跳ね返す力、いわば『生活習慣バリア』を築くことができるといえます」(功刀先生)
こうした生活習慣のうち、食生活について、どのように改善するのがよいのでしょうか。功刀先生は「タ・シ・テ・ヨ」が大事だと言います。
メンタルヘルスに貢献する栄養素「タ・シ・テ・ヨ」
出典:「うつぬけごはん」(功刀浩監修/扶桑社ムック)
「現代の食生活は、飽食なのに栄養バランスが不足している点に問題があります。厚生労働省の調査でも、若い人を中心に、食物繊維、野菜、果物の摂取量が減り、不足していることが明らかになっています。とくに、こころの健康に関連のある栄養素として、次の『タ・シ・テ・ヨ』が大切です」
タ…たんぱく質(アミノ酸)
やる気や幸せを感じる脳内物質の材料となる。
シ…食物繊維
腸内の善玉菌のエサになる。腸内に善玉菌が多いとストレス反応が緩和される。
健康的な腸内フローラは、こころにも好影響を与える。
シ…ビタミンC
ストレスホルモンの過剰な上昇を抑制する。脳内ホルモン合成のためにも鉄分の吸収のためにも欠かせない。食事からたっぷりとる必要がある。
テ…鉄分
脳内ホルモン合成のために必須のミネラル。うつ症状のリスクを高める貧血を解消する。女性は生理による出血のため不足しがちで、特に積極的にとる必要がある。
ヨ…葉酸
ビタミンB群のひとつで脳の神経伝達物質の合成に関わる。不足するとゆううつになる。
……
自分ではコントロールすることのできないコロナ禍。そんな中だからこそ、自分を見つめ直したいと思う人も多いのではないでしょうか。
食生活をはじめとする生活習慣は、自分で変えることができます。こころと体の健康によい食材や栄養素、よい生活習慣を少しずつとり入れてみてはいかがでしょう。
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やはり、体は食べる物から作られますからね〜。
ポジティブードの「タシテヨ」、まさしく日常生活の中に足してよ、ですね。
心と身体は密接な関係があるからこそ、普段の食生活が大事です。
自分ではコントロールできないことが多い世の中です。
自分の意思と責任でできることは、やりましょう。
もちろん、無理なくできる範囲でいいので。
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どうもありがとうございます。感謝のうちに。
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