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メンタル不調者を出しにくい会社はどんな特徴がある?
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3月4日(木) 19:00 提供:新刊JP

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今回は『IT技術者が病まない会社をつくる』(言視舎刊)を上梓したベリテワークス株式会社代表の浅賀桃子氏に、特にIT業界において、「病まない会社」をつくるためにはどうすればいいのかをうかがった。
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■メンタル不調者続出を防ぐために、会社はどう動けばいいのか?
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――メンタル不調者を早期に発見して対策を打つことが大事だと思いますが、会社としての動き方のポイントはどこにありますか?

浅賀:普段からいかにその人を見ているかということが大事です。それも、なんとなく見ているのではなく、注意深く見る。服装がいきなり適当になったり、髪型やメイクもいつもと違っていたり。そういう違いに普段から気づけるかが大事だと思います。

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――なるほど。変化に気付くことが大事と。ただ、上司も忙しいとなかなか部下の変化に気づきませんよね。

浅賀:そうですね。今の上司の立場の人たちはプレイングマネージャーが多いので、どうしても部下の隅々の変化までチェックしきれないところはあると思います。でも、部下がパフォーマンス高く働けているかをチェックするのが本来の上司の仕事ですから、「忙しい」を言い訳にしたままというのはよくないです。

――メンタル不調者を出さない会社作りをするためにはどうすればいいのでしょうか。

浅賀:これをやれば絶対にメンタル不調はなくなるというものはありません。ただ、組織全体として、上司自身が忙しすぎて部下のことに気を配れないような状態は、構造上の問題があると思うので、そういうところから改めないといけないと思います。

だから、まずは上司や管理職にあたる人がメンタルヘルスの最低限の知識を持っておく。そして、何かあったときに溜め込ませないで、相談して「ちょっとしんどいです」と言えるような会社にしていくことはすごく大事ですね。

また、どうしても忙しい時期ってあると思うんですね。そんなときは、このプロジェクトは何月までと区切る、来月になったら新しい人が入りますと人をアサインする、そうやって期限を設定しながらそこまでは一緒に頑張ろうと鼓舞すると、だいぶ違ってきますね。

――本書に書かれていた「心理的安全性」はすごく重要だと思います。コミュニケーションが滞ると業務自体に影響が出てしまいます。

浅賀:そうなんですよね。たとえば、悪いことほど早く報告するということも、新人の頃から言われていると思いますが、やっぱり言いにくい。そして、溜め込んでいってしまうと、メンタルを病んでしまう。

言って大丈夫なんだという感覚がつくれているかどうかですよね。これは新人時代からちゃんと報告することの大切さを伝えられているかどうかだと思います。また、周囲の人たちも悪い報告をちゃんとしていると、少しずつ自分も大丈夫だと思えるようになっていくのではないでしょうか。
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――これまで浅賀さんが見てきて、これは良い対策だなと思う事例がありましたら教えてください。

浅賀:やはり上司が部下のケアをしっかりやっている、一人ひとり部下とお話をして、ここが良いよね、ここはもう少し改善しないとね、というフィードバックをしっかりしている会社の人は病みにくいです。

また、「溜め込まずに」という話をしましたが、福利厚生としてカウンセリングを受けられる体制を整えて、上司に直接言いづらいことを言える場を作ったり、助けを求められるようにしている会社は、仕事がかなり忙しくても不調者を出さずに乗り越えられるような気がしますね。

――なるほど。確かに助けを求めたい時に声をあげられるって大切ですよね。

浅賀:声をあげられない状況がすごく多いんです。「最近、離職者が多いから話を聞いてほしい」ということでお声がけいただいた会社の人事と話すと、社員が急に退職届を持ってくる、と。そこで関わらせていただくと、会社の中に辞める兆候があるんです。そこに上司が気付いているのかいないのかは分からないのですが、その部下からすると「あの上司に言っても無駄だから」となってしまっているのかもしれません。

退職理由は「一身上の都合」ということが多くて、本音ベースの理由はなかなか会社に上がってきません。でも、カウンセラーをしていると、その部分も多少聞いたりできます。そこでは、「会社に働きかけようとしても、聞く耳を立ててもらえない」とか「上司を見てても自分の5年先のキャリアプランが想像できない」みたいな話が出てくるんです。

――やはりコミュニケーションの部分で壁があるような感じがしますね。浅賀さんが経営されているベリテワークスでは、メンタルマネジメントの面でどのようなことを実践されていますか?

浅賀:弊社ではテレワークの人も出社している人もいます。また、チャットツールに雑談部屋を設けて、そこに上の立場の人が進んで書くようにしていますね。それも、かなりくだらないことを書いています(笑)。そうすると下の人間も「こんなこと書いていいんだ」と書きやすくなるんじゃないかと。
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「いつもとちょっと違う」

この感覚を持つことは、大切ですよね。

 

でも、リモートワークでは、普段のちょっとした変化が見えにくくなっています。

 

業務上は全く支障はないけれど、たわいもないコミュニーケーションがとりづらいですよね。

 

雑談の効用を再認識している人も少なくありません。

 

コロナ禍では、メンタル不調者がさらに多くなりそうです。

 

会社ではできないことをカウンセラーが受け持つ部分もあり、日本でももっとカウンセラーに相談する体制が整ったらいいのにな、と思います。

 

 

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