コンビニにある小さな買い物かごって何のためにあるんだろう? ≪続きを読む≫
10月6日(火) 21:45 提供:GETNAVI
世の中をじっくり眺めてみると、いろいろな不思議に出会う。……
最近僕が「なんで?」と思っているのが、コンビニにある小さな買い物かごだ。
子ども用だと思っていたが……
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小さなかごは買いすぎ防止からの買い控えを防ぐためのもの
『なぜ崎陽軒のシウマイは冷たいのに売れるのか?』(中山マコト・著/みらいパブリッシング・刊)は、タイトルにあるとおり、ヒット商品がなぜ売れているのかについて考察した書だ。
温かいものがおいしいとされているシウマイを、冷たくてもおいしくした崎陽軒。「冷たくてもおいしいシウマイを作る!!」というアイデアと強い想いがあってこそ、今の成功につながっている。本書には、同じような事例がいくつも紹介されているが、そのなかにコンビニの小さなかごについても記されていた。
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普通に考えたら、買い物かごが大きいほうがついつい目に付いたものを入れてしまい、思わず買い過ぎちゃった、なんてことになるので、店側としてはありがたいはずだ。
しかし、この方程式はコンビニでは当てはまらない場合がある。それはコンビニは客単価が低いからだ。コンビニは定価販売の商品がほとんど。それをあれもこれもをかごに入れていると、最終的に「買いすぎだ!」と思って、本当に買おうとしていたものまで買わなくなる可能性が生まれてしまうからだ。極端な場合、「コンビニは高いからスーパーに行こう」となり、何も買わずに帰ってしまうかもしれない。
そういうことを避けるために導入されたのが、小さな買い物かごなのだ。
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身近なところにビジネスチャンスの種が転がっているかも?
著者は、このようなちょっと違う角度から物事を考えることを「Think Different」と呼んでいる。あのスティーブ・ジョブズがよく口にしていた言葉だ。そして、それを実現するためには「工夫」が必要となる。その「工夫」について、著者は以下のように記している。
工夫は大事です。そして、工夫とは真似ではありません。
少し面倒な言葉を使うとすれば、本当の工夫とは、「カスタマイズ」であり、「アレンジ」です。
(『なぜ崎陽軒のシウマイは冷たいのに売れるのか?』より引用)
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既存のアイデアにヒントをもらい、それを自分なりに「カスタマイズ」して「アレンジ」していくこと。それが「Think Different」なのだ。
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我が家は歩いてすぐに買い物に行ける距離内にスーパーがあり、私にとって、コンビニは宅配便を出しに行く場所なので、買い物かごの存在さえ認識していませんでした。
でも、おそらく小さなかごを目にしても、子ども用だと解釈し、何の疑問も持たなかっただろうと思います。
普通の人が見過ごしてしまうようなちょっとしたことにでも、意識的に「どうしてだろう?」と心に引っかけてみる。
日頃からそういう習慣を身につけておいた方が、大事な場面でも、違う角度から物事を考える「Think Different」を実践できそうですね。
0から考えるのは大変だけど、それはしなくていい。
「カスタマイズ」と「アレンジ」ですってよ。
アイデアの素に気づくかどうかの小さな差が、結果的に大きな差になりますね。
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