叙勲候補者に身近な人を推薦できる!? 意外と知られていない「一般推薦制度」 ≪続きを読む≫
2月23日(日) 19:00 提供:TOKYO FM+
秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。2月22日(土)の放送では、内閣府 賞勲局総務課の飯田靖男さんに、「あなたも推薦できます! 叙勲の候補者」をテーマに話を伺いました。
叙勲とは、国家や公共に対して功労のあった方に対し、国が勲章を授与してその功労を表彰すること。毎年、4月29日(昭和の日)と11月3日(文化の日)に発令される勲章、春秋叙勲(しゅんじゅうじょくん)では、毎回およそ4,000人もの方が受章されています。
勲章制度は、1875(明治8)年に創設されたもの。145年の歴史があり、受章者は皇居で天皇陛下に拝謁(はいえつ)します。勲章の種類は、「大きく分けて旭日章(きょくじつしょう)と瑞宝章(ずいほうしょう)の2種類がある」と飯田さん。
旭日章は、社会のさまざまな分野で顕著な功績を挙げた方が対象で、「過去の叙勲では企業経営者から、身近な地域で活躍されている方々まで、幅広く受章されている」と言います。一方、瑞宝章は、公務や公共的な業務に長年にわたり従事し功労を積み重ねた方が対象で、「民生委員や児童委員、保護司などが多く受章されている」と話します。
候補者は各府省の大臣などから内閣総理大臣に推薦され、閣議決定したあと、陛下の御裁可を経て受章者が決まります。各府省の推薦にあたり、飯田さんが所属している内閣府賞勲局で審査をおこなっています。
各府省は、都道府県・市町村や関係団体から推薦された方のなかから候補者を選考するため、必ずしも功労を十分に把握できないこともあり得ることから、「“叙勲につながるような功績がある”と考える人を、直接、内閣府賞勲局に推薦できるように2003(平成15)年設けられたのが、一般推薦制度です」と飯田さん。
叙勲の候補者を私たちも推薦できるこの制度について、「国家または公共に対して功労のある方が候補者の要件です。年齢は70歳以上の方、または、人目に付きにくい分野でご尽力された方や、著しく労苦の多い業務に励んだ55歳以上の方となります。勲章は、その方の生涯にわたる功労を総合的に評価して授与するものなので、一般的にはそれぞれの活動が一定の期間にわたっていることが必要です。その活動歴は経歴によっても異なりますが、おおむね20年以上とされている」と説明します。
例えば、前者の70歳以上の方では、自治会長や商工会議所、商工会の役員など長年にわたり地域づくりを支えた方、社会福祉施設長や幼稚園園長など少子高齢社会を支えた方、国勢調査員や保護司、調停委員など国から委嘱などされた業務に励んだ方、公益性のある各種団体の役員や、企業経営者として新たな産業分野の開拓、地域活性化に貢献された方など。一方、後者の55歳以上の方の場合は、保育士、介護職員、看護師、消防団員の方などです。
なお、一般推薦の手続きをするには、内閣府のWebサイトにある推薦書様式及び賛同書様式に必要事項を記入し、郵送すれば可能です。
飯田さんは「受付の期限は設けていませんので、みなさんの周りにふさわしい方がおられたら、ぜひ推薦をお願いします」と呼びかけていました。
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<番組概要>
番組名:秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時:毎週土曜11:00~11:25
パーソナリティ:秋元才加、JOY
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/japan/
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勲章に推薦制度があるとは、知りませんでした。
名もなき人にも陽があたるチャンスがあるのは、いいですよね。
でも、身近な人を推薦したくても、価値観は人それぞれです。
光栄なことだと喜ぶ人もいれば、表彰されたくない人もいますからね。
推薦したからといって、叙勲されるわけではありませんが。
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