「寝ていないこと」を美徳とする文化を変える。気鋭の起業家が語る「睡眠の本当の重要性」 ≪続きを読む≫
2月7日(金) 20:00 提供:新刊JP
睡眠不足に悩まされる日本人。
OECDによる2018年のデータによれば、日本人の睡眠時間は平均7時間22分で主要28国中最下位だった。
睡眠に悩めばパフォーマンスは落ち、生産性も落ちる。
質の良い睡眠をとることができれば、生産性は上がる。
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『ハイパフォーマーの睡眠技術 人生100年時代、人と組織の成長を支える眠りの戦略』(実業之日本社刊)を著した小林さんに、本書の内容に触れながら、個人の睡眠を改善することの重要性についてお話をうかがった。……
■大切なのは「睡眠時間が何時間か」ではなく、パフォーマンスと生産性
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小林:……米シンクタンクのランド研究所のデータでは、日本人の睡眠不足による経済損失は15兆円と試算されています。
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小林:厚生労働省や経済産業省などの働き方改革を推進したり、労働についての制度変革を行っている省庁の方々にも、睡眠の重要性について知っていただき、世の中を根本から変えていく必要があると考えています。
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小林:私は睡眠の意義について2つの軸で考えます。
1つ目は個人の軸ですが、これは病気の予防などの健康状態もそうですし、メンタル面においても重要です。集中力の持続や、思考力、記憶力においても睡眠不足は悪い影響を与えます。さらに睡眠を疎かにするとストレス耐性が弱くなるということも分かっています。
2つ目の軸は会社や国といった「組織」です。組織は個人が集まった集合体ですから、個人の健康状態が悪くなれば組織も不健康になります。パフォーマンスを最大化するには、個人が健康でいる必要がありますから、個人に悪影響を及ぼす睡眠の問題は解決すべきだと考えます。
会社を例に言うと、個人の睡眠の改善が組織の貢献につながり、それが売上や利益、さらには資本主義社会の評価指標である時価総額にも反映する。個人の幸せが会社の幸せにとっても重要なファクターなんです。
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小林:客観的な事実として、睡眠も多様です。適正睡眠時間や朝型夜型などのクロノタイプは遺伝子で決まっていますが、個人によって異なります。また、睡眠周期も、90分は平均であって、70分の人もいれば110分の人もいます。実は睡眠周期が70分なのに、90分に合わせてしまうと逆に良い睡眠はとれない。
……
小林:…… 事実、睡眠が不足しているときの脳は、お酒を飲んでいる脳の状態よりも悪いというデータがあります。そんな状態で働いていたり、勉強していたりしても、正確な判断はしにくくなりますし、勉強したことも頭に入ってこない。……
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睡眠の異義についての2つ目の軸、会社や国といった「組織」。
今まで睡眠の重要性について語られるときは、ほぼ個人の軸だったので、この視点はとても大事だと思います。
何しろ、睡眠不足による経済損失は15兆円だそうですからね。
働き方改革 × 睡眠改革 ですぞ。
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