精神科医が伝授。余裕のない毎日で疲労した脳の中にスペースを作り出す方法 ≪続きを読む≫
12月14日(土) 18:00 提供:新刊JP
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脳疲労が蓄積されると、幸福感を得られにくくなり、労働のパフォーマンスを落としてしまう。
メンタルヘルスの臨床医として日本とアメリカで25年以上のキャリアを持つ精神科医の久賀谷亮さんは、『ロスの精神科医が教える 科学的に正しい 疲労回復最強の教科書』(SBクリエイティブ刊)の中で次にように警鐘を鳴らす。
私たちは疲れています。特に身体を休めても癒えない「脳疲労」が深刻です。デジタル社会はログカーブのスピードで脳に負荷を与え、ストレスは脳をネガティブな色に染めます。もう脳にはスペースが残っていないのです。疲れるのも当然でしょう。(p.1より引用)
久賀谷氏が言うには、現代に生きる私たちの脳は常に満杯状態であり、いつも負荷がかかっている状態なのだそうだ。
コンピューターはマルチタスクが当たり前だが、人間の脳はそうではない。タスク数が増えれば、それに比例して脳のスペースは奪われる。また、老後問題など未来についてのネガティブな情報も脳のスペースを奪ってしまうという。
では、脳にスペースを作り出し、疲労状態から抜け出すにはどうすればいいのか? 本書から2つピックアップしよう。
■笑顔を作って感情と記憶を操作する
これは、笑顔を無理やりに作るという方法だ。
本書によれば、表情を意図的に作ることで感情をコントロールできるという。例えば人為的に口角を引っ張り上げて笑顔を作ると幸せな気分に、口角を下げて悲しい顔を作ると悲しい気分になるのだという。つまり、幸せな気分を自ら作り出し、脳にスペースを作るのだ。
ただ、無理に笑顔を作るということに、だんだんと疲れてくるかもしれない。
そういうときは、「過去に幸せだった瞬間」「過去にとても愉快だった瞬間」を思い出そう。心が落ち込んだ時、助けになるのはそうした瞬間を思い出すこと。笑顔と思い出が、脳の疲労を和らげるのだ。
■「まいっか」を口グセに脳のバーストを防ぐ
久賀谷さんによれば、「まいっか」という言葉は苦難を乗り切った人々が期せずして口にする言葉なのだそう。
この言葉が示すのは「完全主義」からの脱却だ。……「まいっか」「しょうがない」「なるようなるさ」といったフレーズで、今の自分を受け入れるのだ。完全を求めることをやめれば、脳が鎮まり、新たなスペースが生まれるはずだ。
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「まいっか」
おぉ。私のお得意の(!?)言葉です。
息子が言葉を覚えたての頃、「まいっか」と口にするのを聞き、自分がいかにこの言葉を使っているかを自覚したものでした。
当時、息子は魔の2歳。
クリネックスの中身を全部引っ張り出して、部屋中ティッシュだらけにしたり、可愛いおいたが諸々。
その度に、せっかくの好奇心の芽を積んではいけないと、「まいっか」を連発していました。
基本的に怒らないですから。
もちろん、人に迷惑をかけたり、危ないことをしたら、きちんと叱りますが、あまりそういうこともなく。
とにかく、我ながら思うに、昔からずっと脳にスペースを作り出すのがうまい私。
あぁ、だから、あまり疲れないのですね~。うふふ♪
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