カントやニーチェ「美少年化」で話題Twitterで絶賛された勉強ノートの作者が、書籍化の話を断った理由が深かった
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12月13日(金) 21:00 提供:Jタウンネット
歴史上の哲学者をキャラクター化した倫理のノートが、ツイッターで注目を集めている。
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「教科書や資料集を読み倒して、哲学者1人1人を自分のド偏見でキャラクター化させて遊んでいました。愛着湧いて脳に入りやすいです」
そう述べる投稿者のノートは、いったいなぜ生まれたのだろうか。気になってしかたがないので、Jタウンネットは投稿者に詳しい話を聞いてみた。
「このノートを作り始めたのは、高校3年生の夏休み後半(8月)からだった気がします。正直サボった日もあったのでノートが完成(?)したのは冬休み(12月末)に入ってからだったと思います笑」
2019年12月13日、Jタウンネットの取材にこう答えるのは、ツイッターユーザーのOz(@Oz01_)さんだ。受験勉強がとにかく苦痛で仕方なく、その期間に趣味の絵をどうしても描きたかったと話す。
「『キャラブックを作る感覚で勉強すれば楽しいんじゃないか?』と思って、教科書や資料集を読んで哲学者を勝手にキャラ立てし、絵を描いていました。この落書きなら親も先生も許してくれるだろうと」
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「書籍化して欲しいとの声が多く、とても嬉しいです。ただ、今回や最初にノートをツイートしたとき(2018年2月頃)も、何件か書籍化のお声がけをいただいておりますが、お断りさせていただいています」
その理由は、なぜなのだろうか。彼女は、まるで哲学者のように口を開き、話し出す。
「(知識と言うものは)教科書や資料集を読み、頭の中で整理しつつノートに書くことで、初めて脳に定着していくものだと考えます。たしかにこういった受験科目のキャラクター本が書籍化すれば、興味を持たれやすいかもしれませんが、それでは『参考書を買って読む』だけになってしまいます。
私が言いたいのは、『自分で本を作り上げていたら脳に入りやすかったよ。そのためには教科書や資料集を読み倒すことが必須』ということです。だってキャラクターとかは『私』が思想を解釈して作ったんですもの。ですので、ぜひ自分のキャラクター本をつくっていただけたらなと思います」
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「私は受験をきっかけに、倫理や哲学を学びましたが、誰しも一度は触れて欲しい科目です。これからどう生きればいいのか、誰を、何を信じればいいのかわからない学生さんとかは特に!これを機に『倫理』に興味を持っていただけたらとても嬉しいです」
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書籍化の話にも浮足立つことなく、しっかりと物事を考えているのは、さすが!
それも、高校生の頃から。
教科書や参考書を読み込み、自らノートを作り上げていくことで、知識が自分のものとして身につくのですね。
私も、高校時代、『倫理』は面白いと思い、好きでしたよ。
若い方々には、興味を持って学んで頂きたいと思います。
人類の知恵ですからね♪
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