突然、頭が真っ白に......! 「緊張」のドキドキは恥ずかしいことでも、弱いことでもない(くぼた茜) ≪続きを読む≫
11月10日(日) 9:00 提供:J-CAST会社ウォッチ
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そもそも、どうして緊張するのか?
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緊張とは、人間がまだ動物だったころ、危険が訪れた時に自分の身を守るために起こる身体反応です。
・相手の動きに素早く反応するためにソワソワする。
・身を守るために筋肉が収縮して体が硬くなる。
・血液を体に送る為に心臓がドキドキする。
・岩や木に登って逃げる為に、手や足に汗をかく。
早口になってしまうのも、その場から早く逃れたいと思うために起こってしまうもの。頭が真っ白になってしまうのは、目の前の相手に集中するためです。
このように、「緊張反応」は本来、自分を守る味方であるはずなのです。
現代で起こる身の危険とは......?
緊張は、決して自分が弱いから起こるものでも、未熟だから起こるものでもありません。動物時代の反応の名残が、今でも強くカラダに出るタイプなのか、そうでないのかということだけなのです。
ですので、緊張自体を無理になくそうとするのではなく、緊張していることは受け入れて、その反応をいかにコントロールするかが、肝心なのです。
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では、何が原因となって「緊張」につながるのか――。現代社会では「孤立」に対する恐れが緊張の原因となることがほとんどです。
「ダメな自分を知られたら失望されてしまうのではないか」
「失敗したら見捨てられてしまうのではないか、笑われてしまうのではないか」
「完璧でないと受け入れてもらえないのではないか」
「自分は人より劣っているのではないか」 など、動物時代は「命の危険」というシンプルな理由でしたが、現代は多岐にわたって緊張の原因があります。
大きくタイプを分けると、次の5つのパターンがあります。
(1)人目が気になるプライド型
(2)自分はこんな器じゃない・・コンプレックス型
(3)過去の失敗が蘇るトラウマ型
(4)誰でも陥る準備不足型
(5)初めての経験、未体験型
今回は、多くの方が陥りやすい「プライド型」緊張の原因と対処法を、一つお伝えします。
「失敗したくない」
「完璧にやらなくてはならない」
「評価されたい」
「よく思われたい」
「恥をかきたくない」
このように多くの方が陥る「プライド型緊張」。……
目線が気になる「プライド型緊張」の対処法
もちろん、プライドをもって仕事に取り組むことは素晴らしいことですが、たとえばプレゼンの最中に、
「自分がどう思われているか?」
「きちんと評価されているか?」
「おかしなことを言っていると思われていないか?」 と、「相手が自分をどう思っているか」という、「相手 → 自分」の方向に意識を向けてしまうと、人は恐怖を感じてしまうことになります。
そうすると、カラダは自分の身を守るために緊張反応を起こします。経営者やある程度の立場のある方に多いのも、このタイプです。
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こういった場合の対処法は、まず自分が頭の中で何を考えているかを認識し、その次に矢印の方向を変えることです。
自分の思考に気付いた後は、「相手にどう思われるか?」と、相手から自分に矢印を向けるのではなく、「自分が相手に対して何をできるのか?」と、自分から相手に対して矢印を向けなおしましょう。
これらは、事前にテーマを一つ決めておくことで、いざ緊張した際にも落ち着いて対処することが可能になります。
たとえば、相手にわかりやすく伝えるために、「ゆっくり話す」「笑顔で話す」「大きな声で話す」など、できる限りシンプルで、自分自身でコントロールできるテーマに置き換えることが大切です。
相手が自分をどう思うか、は自分自身ではコントロールできるものではありません。自分にできることに意識を向け、そこに集中することが「プライド型緊張」のコントロールの第一歩になります。
では、まとめです。
【プライド型緊張コントロール方法まとめ】
(1)緊張していることを受け入れる。
(2)その時、頭の中で何を考えているか? 思考を客観的に見てみる。
(3)矢印がどちらに向いているかを認識する。
(4)決めておいたテーマに集中し、矢印を相手に向ける。 緊張は恥ずかしいことでも、弱いことでもありません。
まずは、それをしっかりと受け止めたうえで、対処していきましょう!(くぼた茜)
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「緊張」は、動物時代の反応の名残り。
そう思うと、必ずしも自分のせいではない、と開き直れますね。
そして、くぼたさんのアドバイスをもとに、自分のマインドセットを変えちゃいましょう。
私自身は、一応緊張はしますが、頭が真っ白になったりはしないタイプ。
今回、その理由がわかりましたよ。
人の目を気にしない、自己完結型だから、恐怖を感じないみたいで。(笑)
自分にできることに集中しましょうね。
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