働き方先進国、フィンランドのワークスタイルについて(前編) (note/ikkaku -サラドの情報発信メディア-) ≪続きを読む≫
10月11日(金) 13:00 提供:ガジェット通信
今回は『note(ikkaku -サラドの情報発信メディア-)』より中村 洋一郎さん執筆の記事からご寄稿いただきました。
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— フィンランドの働き方の特長を教えてください。
なにより「平等」です。誰にでもチャンスがあり、平等に扱われます。性別は関係なく、男女ともに同等の権利をもちます。
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階層に左右されない、率直なオープンコミュニケーション
「率直さ」も特長の1つです。ミーティングでは最初から、ものすごくはっきりと、直球で議論を始めます。前置きがありません。そして合意、納得した内容は、ブレることなく支持します。
また発言に階層は関係ありません。例えば、役員クラスのミーティングにそのアシスタントが同席したとします。そこで、アシスタントも手を挙げて発言できます。発言する権利と職位は無関係である、と考えられています。
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直球議論と言っても、攻撃的に議論するわけではありません。お互いをリスペクトもしています。はっきりと論点のみを議論し、それ以上でも以下でもありません。裏もありません。
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できないと言いやすくするのが上司の役割
もうひとつフィンランドの企業文化で好きな点は、「できない、難しい」と上司に助けを求められることです。助けを求めることに全く躊躇がない。助けを求めるのは失敗でも敗北でもない。我慢もしません。
これは、部下を助け、解決策を見つけるのが上司の重要な業務であるいう認識が浸透しているからです。そのため、部下が躊躇なく助けを求められる環境を作ることが上司の大切な仕事になっていました。
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「階層に左右されない、率直なオープンコミュニケーション」の実現は、日本人気質と慣習からなかなか難しいでしょう。
でも、このことを意識していくことは、とても大事だと思います。
「できないと言いやすくするのが上司の役割」
「上司」なるお役に就いていらっしゃる方は、これは絶対に肝に銘じておいてください。
失敗を恐れず、萎縮させないように、気を配って頂きたいと思います。
そうすると、「階層に左右されない、率直なオープンコミュニケーション」の実現可能性も高まっていくでしょう。
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