顔と名前は記憶する場所が違う!「あの人の名前なんだっけ」現象の仕組み ≪続きを読む≫
5月23日(木) 20:00 提供:
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■ 顔と名前を一致させるには“エピソード”が必要!
インタビューに応じた生理学研究所の柿木隆介教授によると、「人間は顔と名前は別々の場所で覚えている」とのこと。
顔を覚えるのは右脳にある側頭葉の最深部、通称“顔認知センター”。
顔認知センターの記憶量はすさまじく、柿木教授から「顔の記憶量は無限と言われています」と驚きの情報が。
いっぽう名前を記憶する左脳の側頭葉は、名前に限らず“言葉”全てを記憶する部分にあたります。
そのため覚えられる名前の量には限界があり、顔のように無限に記憶することはできません。
顔と名前の記憶量の差が「あの人の名前なんだっけ?」という現象を引き起こしますが、実は“ある方法”で「あの人の名前なんだっけ?」となりにくくなると言います。
柿木教授は「顔と名前を一致させるのはエピソード。つまり思い出」と明言。
人は見覚えのある顔を見ると、大脳皮質からその人にまつわるエピソードを探し出そうとします。
エピソードと関連した名前が浮かび上がることで顔と名前が一致するため、柿木教授は「無理にエピソードを作るのです」と明かしました。
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■ 「あの人だれだっけ」現象は20代にも多い!
総合マーケティング支援を行なう「株式会社ネオマーケティング」では、2017年に「記憶力に関する調査」を実施。
物忘れ経験がある全国の20歳~79歳の男女1200人を対象に聞き取りを行なっています。
まずは「物忘れで『あれあれ、あれ何だっけ』、『あれあれ、あの人だれだっけ』、などと言う?」という質問。
77.1%の人が「ある」と回答していて、高年齢層だけでなく20代でも約7割が「ある」と答えました。
また「どのような物忘れ(思い出せないこと)がある?」との質問では、「芸能人・有名人の名前」が最多の61.0%。
ついで「漢字」(42.2%)、「今、何をしようとしたか」(41.5%)という結果に。
年代で比較すると30代~70代は「芸能人・有名人の名前」、20代は「今、何をしようとしたか」が最も多く、年代によって物忘れの内容が違うようです。
昔から、人の名前も顔も覚えるのが苦手です。
これを少しでも克服するために、エピソード作りに励みたいと思いま~す。
あ、でも、自分が作ったエピソード自体、忘れちゃいそう。(笑)
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