心理学者「成功のためにはダークな感情が必要」その理由とは? ≪続きを読む≫
5月14日(火) 19:00 提供:新刊JP
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米ジョージ・メイソン大学の心理学者トッド・カシュダン氏と、その研究方法から“心理学界のインディ・ジョーンズ”の異名を持つロバート・ビスワス=ディーナー氏は、成功のためにはポジティブ感情ではなくネガティブ感情が必要であり、そのダークな面をいかに活用するかという点にフォーカスをあてている。
■人間はポジティブな感情よりもネガティブな感情に強く反応する
なぜ、成功のためにネガティブな感情が必要なのだろうか?
その根拠となる様々な事例がある。例えば、フロリダ州立大学のロイ・バウマイスターたちが発表した『悪いものはよいものより強い』というタイトルの論文には、「人はポジティブな出来事よりも、ネガティブな出来事により強く反応する」と書かれている。
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・人は嫌な臭いには強く反応する。長い時間鼻にしわを寄せる。心地よい香りには一瞬笑顔を見せるだけである。(p.82より抜粋)
つまり、ポジティブな出来事よりもネガティブな出来事の方が、人間の感性に強く影響を及ぼすということだ。「気のめいるような結論」ではあるが、このネガティビティは、理論上、進化の過程で人類に備わった生来の特質とされており、生存のための必須の感情である。
■ネガティブ感情には「メリット」がある
ここまでで分かったことは、人間を突き動かす根本的な感情は、幸福や快適といった「ポジティブ感情」なものではなく、不安や恐れ、怒りといった「ネガティブ感情」だということだ。
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確かにネガティブ感情は確かに不快だが、その感情の特性をよく知り、上手く利用していければ人生に良い影響を与えてくれるのではないか? 「怒り」は勇気を持たせてくれるし、「罪悪感」は道に外れた行いを正してくれるだろう。さらに、「不安」は危険を見張っていてくれる。
カシュダン氏とビスワス=ディーナー氏の共著『ネガティブな感情が成功を呼ぶ』(高橋由紀子訳、草思社刊)は、様々な研究結果を取り上げながらネガティブ感情との上手い付き合い方について教えてくれる一冊だ。
また、本書の中では、快適さへの警鐘やマインドフルネス批判など、現代の自己啓発やポジティブ心理学への見直しもなされている。もちろんポジティブな感情が不必要と言っているのではなく、ポジティブとネガティブのバランスのとり方が豊かな人生を歩めるかどうかを決めるカギとなる。……
そうなんですよね。
人間は、ネガティブな感情に対しての方が反応します。
だからこそ、営業でリスクを提示して、不安にさせたりする手法があるわけで。
「馬鹿と鋏は使いよう」じゃないけど、確かにダークな感情、ネガティブな感情は、使い方次第で、より大きな成果を出すことができるはず。
私自身は、妙にポジティフすぎるのが裏目に出ているような気がします。(泣)
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