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叱ったら次の日から会社に来ない…最近の若者の特徴は「打たれ弱さ」? ≪続きを読む≫

[アメーバニュース]

5月1日(水) 8:53 提供:日刊SPA!

……

◆礼儀正しい好青年に思えたが……

コンピューター部品を扱うメーカーで働く池田修治さん(仮名・44歳)は一時期、部下を注意することができなくなり、カウンセリングを受けていた経験を持つ。そのきっかけとなったのが、4年前に当時課長を務める支社の営業部に配属された新入社員のT君だ。
……
「その年の春、都内の私大を卒業したばかりで、新人研修明けの4月中旬にウチの営業部に配属されてきました。…… やる気もあり、先輩社員たちとも積極的にコミュニケーションを取っていて、悪い印象はありませんでした……
何でもそつなくこなすタイプに見えたので経験を積めばいい営業マンになると思いました。……」

 連休明け、池田さんはT君を連れて得意先を回っていた。……
「そのなかに追加で新規発注したいという会社があって、見積書の作成を試しにやらせてみることにしたんです。私が担当する案件でしたし、ミスがあっても自分でチェックできるのでいくらでもフォローできます。似たようなことは新人が配属されるたびにやっていたので、特に珍しいことでもありませんでした」

◆見積書のミスを注意したら…
 T君は見積書の書き方については先輩社員から教わっていたが、会社に戻ってから池田さんからも改めてレクチャー。本人は「任せてください!」と自信たっぷりに答え、翌日夕方には作成した見積書を提出してきたそうだ。

「しかし、発注した製品の数が桁1つ多かったり、大きなミスがいくつかありました。それで彼を呼び、見積書にあった間違いについてそれぞれ指摘しました。ただし、大声で怒鳴ったり、暴言を吐くような叱り方は会社的にNG。あくまでミスだらけの見積書を先方に見せると会社の信用を失い、最悪契約を解除される可能性があることを説明し、自分で間違いがないと思っていても何度も確認するように注意しました」

 T君は「すみません……」と何度も池田さんに謝ってきたとか。落ち込んでいる様子が見てわかったので、「最初はみんなそんなもんだから気にするな!」と励まし、見積書は翌日に再提出してもらうことにしたとか。

 だが、その日を最後にT君が会社に姿を見せることはなかったという。
「翌朝、仕事用のスマホに『申し訳ありませんが、体調が悪いので本日は休ませてください』と欠勤を伝えるメールが入っていました。このときは本当に具合が悪いのだと思いましたが、翌日も欠勤したことで嫌な予感がしました。すると、彼が休んで3日目、営業部長から呼び出されたんです」

◆なぜか自分がパワハラで追い込んだことになっていた
 指定された会議室に行くと、部長のほかに総務部の社員2人の3人が並んで座っていた。すると、総務の1人からT君が池田さんからパワハラを受けたと主張。会社を辞めると訴えてきたというのだ。

「ビックリしましたよ。見積書の件で注意したことは説明しましたが、怒鳴ったりはしていませんし、パワハラをした覚えはないと言いました。そのうえで部署の連中も見ているはずなので彼らに聞き取り調査を行ってくれて構わないと伝えました」

 その後、池田さんの部下たちにもヒアリングが行われ、その日のうちに身の潔白が証明。T君の件は総務預かりとなり、それから10日ほど経って彼が会社を辞めたことを告げられたそうだ。

「詳しい話は教えてくれませんでしたが、対応してくれた総務の方からは、『どうも叱られた経験が少ないらしく、注意されたことでショックを受けたみたいです』との簡単な説明がありました。新人だからこちらも普段以上に気を使って注意したつもりなんですけどね」

 これに大きく落ち込んでしまった池田さん。それからしばらくの間、仕事のミスに対して叱ることができずにいたそうだ。

「今は復活しましたけど、責任をすごく感じました。ただ、幸い頼れる部下たちがいるので、この一件以降は彼らと連携しながら新人を育成するようにしています」 ……
<TEXT/トシタカマサ>
― シリーズ・モンスター新入社員録 ―

 

 

 

今思えば、「パワハラ」。

 

そういう言葉もなかった私の営業職時代、普通に「パワハラ」がありました。

 

私自身は体験していませんが、その現場には遭遇。

 

最初はビックリしましたが、数字がすべての世界なので、仕方がないという雰囲気が蔓延していました。

 

それもおかしなことですが、どんなに罵倒されようと、頑張る人たちを目にしてきました。

 

そんな時代からすると、今は職場環境が変わったと痛感します。

 

パワハラ、セクハラを恐れて、叱るべき時に部下を叱れない上司が増えていますよね。

 

セクハラの濡れ衣をきせられ、1対1の出来事故に身の潔白を証明できず、解雇の憂き目にあったケースもありますから、戦々恐々とする気持ちはわかります。

 

一昔前の、叱る時は個別に、褒める時は皆の前で、というセオリーも通用しなくなっています。(大勢の人の前で褒められるのは苦手、という層も増えている)

 

上司はひとりで抱え込まず、メンター(仕事上の助言者)制度を作ったり、チームで新入社員を育てていくことが大切でしょう。

 

最初に、先輩の失敗談を披露して、失敗してもいい、間違っていもいい、それが仕事を覚えるためのステップだということを、

前もって教えておく必要があると思います。

 

「今どきの若者は……」と嘆いても、何も始まりません。

 

叱られる経験が少なかったのは、彼ら自身の責任でもありませんから。

 

打たれ弱い彼らをどう育てていくか。

 

会社としての力量が問われる正念場です。

 

 

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