4月29日(月) 15:50 提供:日刊SPA!
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モチベーションは人間関係から生まれます。周囲と歯車が噛み合ってないと、内心で頑張りたいと思っていても空回りしてしまいます。
その歯車になるのが役割です。…… そして、その役割に従って、お互いに要求を出します。その要求に応えようとするのが「やる気」です。
たとえば仕事の場合、お客さんの「欲しい」という要求があって、お店は商品やサービスを提供します。また会社からお給料が支払われるのも、会社の要求に応えているからです。それが仕事の本質です。
それなのに「働くのはお金をもらうため」とヒトを絡めずにモノだけで考えると、お客さんとも自分の会社とも繋がることができません。その結果、「どうせもらえる給料は同じなんだから、手を抜いた方が賢い」と考えて、やる気のない社員ができあがります。
また、集客やセールスの勉強には熱心でも、いざ働いてみるとやる気が出なくて悩む場合もあります。これもまた「役割意識の欠如」が原因です。「こうすれば稼げる」というロジックに囚われて、自分がどんな相手をお客さんにして、どんな役割を担おうとしているのかが不明確だと、そうなります。
大切なのは、お互いが役割で結びついていると知ること、そして自分が納得できる役割を見つけることです。相手の要求に応えるのは大変です。その大変さをやりがいに感じられるような役割でなければ、頑張れません。
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ある男性は会社で働いていた時、「自分にはセールスの才能がある」と感じていました。しかし、その会社を辞めて独立したところ、以前ほど売れなくなってしまいました。その時、彼は「売れていたのは自分の力じゃなくて、仕組みを作った社長のお陰だった」と気づいたそうです。
「頑張りたくても頑張れない」とやる気で悩んでいるのなら、自分の勤めている会社の創業者や現社長について調べてみましょう。彼らがどんなビジョンを持って、社会に何を提供しようとしているのか。その窓口として、自分はお客さんに何ができるのか。人間関係を通して思いを馳せると、だんだんやる気がみなぎってきます。
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個人的には、「モチベーションは人間関係からしか生まれない」とまでは思いません。
ただ、多くの場合、モチベーションアップに人間関係が絡んでいることは、確かです。
会社の創業者や現社長のことを調べて、ビジョンがわかるのは、一定規模以上の会社かもしれませんが、「自分はお客さんに何ができるのか」を考えることは、有益だと思います。
自分が納得できる仕事がしたいですね。
どこに一番価値を置くのかは、人によってさまざまですから、その優先順位も違います。
他人ではなく、本人の納得感が大事でしょう。
それから、営業職の勘違いは、「あるある」だと思いますよ。
会社の力を本人の力量だと思いこんでしまうのは。
冷静に客観的に自分を見つめて、判断しないとね。
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