【養老孟司さん】「100歳まで生きるための脳」をつくる方法
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3月26日(火) 20:00 提供:MYLOHAS
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感覚をフル稼動させて!
「人生100年時代を生きる“脳”」と銘打たれた講演の冒頭、養老さんが明かしたのはご自身の母親のことでした。
「95歳まで元気で、ほとんどボケていませんでした。が、結局、身体が動かなくなってしまった。これは文句が多くなりますね(笑)。逆に身体が非常に丈夫なのにボケが起こってしまうと、この場合は徘徊が始まってしまう。
老齢の健康において、全体としてのバランスはとても大切だから、ボケていない人は一生懸命身体を使ったほうがいいですね」
ならば、年を重ねてもボケないためにはどうしたら?
「田畑や里山を歩くと、本当にいろんなものに出会うけれど、都会の生活、たとえばオフィスの中は完全に人工環境。風は吹かないし、床はどこも同じ硬さで必ず平ら──。要するに、できるだけ感覚を刺激しないようになっています。これだとボケてしまいませんか?」
できるだけ単調な生活を避け、フルに感覚を働かせて暮らすことが大切といいます。
「しかし年をとってから起こることは、それまでのその人の人生の結論。長い歴史を経た結果、こうなっているということを、身にしみて感じて欲しいんですね。
たとえば、いま花を咲かせている梅の樹も、現在の状況になるまでに数億年、数十億年の時間がかかった。
それをいまの人間が頭で考えて、完全に理解できるだろうか。人の身体も同じ。考えて手を打って、それで人の身体や運命がどうにかなるのだろうか。そんな疑いだけは、持っていていただきたいと思うのです」 ……
認知症との向き合い方について質問が寄せられた養老さんは、
「病気というのは周囲との関係次第で、とくに認知症の場合は、認知症でないように暮らすこともできます。その環境をどうやってみんなが維持していくか、ということが大切。
現在の都市の生活では常に目立ってしまうけれど、田舎であれば徘徊老人も案外困らないもの。できるだけ、本人が普通に暮らせる環境を皆で考えながら維持することが大事ですね。
ひとりひとりの状況によって対応は変わる。医療では、一般化できない部分が大切。なぜなら、皆さん方ひとりひとり、人生は違うのだから。
それに対する答えを、一律に要求するのは楽をしていることになる。楽をすることは、申し訳ないが、私はおもしろくないと思います。年配の方の介護はマイナスに見えるけれど、一見マイナスに見えることは、非常に自分のためになります。そういう人と一緒に暮らしていくことが、いかに自分を育ててくれるか−−」
こんなふうに、人生100年時代を生き抜くためのヒントはさまざま。まだまだ先のことと思わずに、一度ゆっくり考えてみるのもいいかもしれません。……
100歳まで生きるつもりでいますので。
はい、感覚を刺激するような生活がいいですよね。
何を隠そう、この歳にして、何とアイドルにハマりまして。
アイドルにときめき♪るんるん♪
一見マイナスに見えることは、非常に自分のためになるということ。
真理だと思います。
いつも心に覚えておきたいです。
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