がんはなぜできる? みんなの誤解に苦しむがん患者達    | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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がんはなぜできる?みんなの誤解に苦しむがん患者達         ≪続きを読む≫

10月8日(月) 15:46 提供:女子SPA!

……実際のところ、がんと日常の慣習や遺伝はどれくらい関係しているのでしょうか。

 

 アメリカ在住のがん研究者である大須賀覚博士(米国エモリー大学ウィンシップ癌研究所)は、自身のブログで「患者の過去の行いが悪かったからではありません」と答えています。……

◆がんができる3つの主要因
……
 1つは、異常な遺伝子を親から引き継いだことで起こる遺伝的要因。2つ目は、ヒトが生きている間に行われる細胞分裂で偶然にできてしまう偶発的要因。3つ目は、タバコを吸ったり、特定のウイルスに感染して起こる後天的な環境要因。……

◆3大要因のどれが重要なのか?

 科学雑誌のScienceで発表された研究論文の図を引用して、それぞれ3つがどの程度関わっているかをまず説明したいと思います。……

 


…… 

それぞれの略語の意味は、B, 脳腫瘍; Bl, 膀胱癌; Br, 乳癌; C, 子宮頸癌; CR, 大腸・直腸癌; E, 食道癌; HN, 頭頸部癌; K, 腎臓癌; Li, 肝臓癌; Lk, 白血病; Lu, 肺癌; M, メラノーマ; NHL, 非ホジキンリンパ腫; O, 卵巣癌; P, 膵臓癌; S, 胃癌; Th, 甲状腺癌; U, 子宮体癌 です。……

 



◆ほとんどのがんは“偶発的要因”で起こる
……
 人の体にはたくさんの細胞があって、それは増殖を繰り返しながら、正常な環境を維持しています。その細胞増殖を繰り返す際に、たまたま遺伝子異常が入ることがあり、がんの種となる細胞ができます。その異常細胞は普段は免疫細胞に処理されたりして増えないのですが、なんらかの要因でどんどんと増殖してしまうことがあり、それがほとんどのがんの原因となっているということです。

 がんは高齢者に多いことが知られています。この理由も偶発的要因が関わっています。高齢になるほどに、細胞分裂に伴う異常を引き起こす頻度が上がります。また、免疫機構などの機能も徐々に低下していきます。そのために、高齢になると偶然にがんができてしまう確率が上がることになります。……

 

◆患者の生活習慣が原因で起こるがんは何%?
……

 2005年の日本人におけるがん発生データを元に計算された論文があります。この結果が以下です。


…… 

 この結果でわかるのは、非喫煙者の発がんにはその人の生活習慣は大きく関わってはいないという現実です。

……
 がんの多くは、患者が何か過去に悪いことをしたから起こっているわけではなく、ヒトという生き物には長生きすると、この病気が潜在的に起こってしまうリスクがあるのです。間違った誤解から癌患者さんを責めたり、自分自身を責めたりしないでください。

 遺伝的要因はごく一部の癌のみで関わります。環境要因では、タバコはとてつもない重大な原因であるのは間違いありませんが、その他の生活習慣から起こる癌の割合は一部であることを知る必要があります。割合が低いとはいえ、この環境要因で起こる癌は、現在では予防できる癌ですので、正しい情報を理解して予防することが必要です。

 

 

 

なるほど、がんは偶発的要因で起こる割合が圧倒的に高いのですね。

 

ただ、偶発的に発生したがん細胞を撃退する免疫力を高める上では、多少なりとも生活習慣も関係するのでは?

 

もちろん、これはがん患者さんたちを責めているのではなく、自戒をこめて、できる範囲で健康に気をつけよう、という意味です。

 

何をどうしたって、どうせがんになるのだから、と思って過ごすよりもいいかなと。

 

 

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