働くママに伝えたい! いやな仕事をプラスに変える3ステップ メンタリストDaiGoが教えるメンタル強化術(4)【連載】 .≪続きを読む≫
6月28日(木) 20:00 提供:レタスクラブ
「いやな仕事だな」と思って働いていると、余計にストレスになってしまうものですが、その仕事に意義を見出していくことによって、つらい仕事もたちまち自分を成長させる糧となります。そうなるために効果的な考え方と3つのステップとは――。
人間の心理に詳しい『ストレスを操るメンタル強化術』の著者でもあるメンタリスト・DaiGoさんに解説してもらいました。……
■ つらい仕事を成長につなげるマインドセットとは?
人間関係と同様、ストレスのもとになりがちなのが仕事でしょう。……
このようなストレスを味方につけるための方法がマインドセット介入なのです。これについては、スタンフォード大学助教授のアリア・クラムの研究が参考になります。ホテルの客室係に対して行った実験で、とても興味深い結果が出ているのです。
ベッドのシーツを替えたり、リネン類を補充したり、掃除機をかけたり、といったホテルの客室係の仕事は、大変な重労働だそうです。どれぐらいの運動量かというと、1時間におよそ300キロカロリーを消費するほどと言われています。ウエイトリフティングや水中のエアロビクス、あるいは時速5〜6キロ程度のウォーキングなどに匹敵するぐらいだと言われれば、かなりの運動量だとイメージできるでしょう。
実験では、客室係をAとBの2グループに分けています。
・Aに対しては、客室係の仕事がどれぐらいカロリーを消費してどれぐらい体にいいのか、続ければどれだけ健康になれるのかという説明をする。
・Bに対しては、そうした説明は一切なし。
その上で、仕事をこれまでどおり、普通に行ってもらいます。
この、同じ仕事をしていたはずの両グループを4週間後に調べてみると、大きな差が表れていました。Aグループ、つまり、客室係の仕事はハードな運動で、体にいいという説明を受けたグループだけに、体重と体脂肪の減少、血圧の低下といった変化が見られたのです。同じ仕事で、「この仕事は有益なエクササイズ」と説明され、マインドセットを変えられた人だけに、本当にエクササイズとしての効果が生じた、というわけです。
この方法は、つらい仕事をしている人が、仕事のストレスを成長のために役立てる際に幅広く応用ができます。たとえ日々の仕事にやりがいや面白さを感じられないとしても、「こんな仕事、なんの意味もないや」と思うよりは、「今はつらいけれど、自分のプラスになるはず」「この経験はあとで役に立つ」と考えるようにしましょう。
そうすると実際に効果が出てきて、成長につながるのです。もちろん、その仕事の効用、効果は具体的に自分に「説明」しなければいけません。
「単調な事務作業だからこそ、いかに短時間で終わらせられるかに日々チャレンジすることによって集中力が養える」「接客をしながらさまざまなタイプの人とうまくコミュニケーションする練習をしている」というように、仕事が自分を成長させるものであることをしっかりと意識するのです。そのためには、まずは自分の仕事を見直して、自分を成長させる要素、人生に役立つ要素はどこにあるかを見つけるようにしましょう。
■ 強いストレスは3ステップでエネルギーに転換できる
……。
まず1つ目は、ストレスが自分にかかったことを認識すること。……
ストレスを感じたということは、自分にとって大事なものが脅かされているということです。……
ということは、ストレスを感じたときには自分にとって本当に大事なもの、本当に求めているものを見分けられるということになります。……
■ つらい現状を未来への準備にする
……
ストレスの反応を確認→自分にとって大事な何かが脅かされている。それは何か?→大事な何かを守るために、このストレスの力をどうやって使えるのか? この流れをいつも頭の中に置いておいて、ストレスを感じるたびに実践してみましょう。
ホテルの客室係に対して行った実験結果は、とても興味深いと思います。
なるほど納得できる説明は、有為なのですね。
いろいろと応用してみましょう。
ちなみに、息子や私は、ストレス耐性が強いタイプです。
どうしてなのだろうと不思議でもありましたが、それは、自分が脅かされないからなのかな。
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