フランスのパン屋が「週に一度も休みなしで営業した罪」で罰金を科せられる ≪続きを読む≫
3月17日(土) 13:00 提供:ガジェット通信
…… フランス中央北東部にある人口2000人余りの小さな町・リュジニー=シュル=バルスで唯一のパン屋さんを営むセドリック・ヴィルヴィレさんは、多くの観光客が訪れていた昨年の夏、週に1日も休まずに店を営業していたことから、司法当局から3000ユーロ(約39万円)の罰金を科せられてしまった。1994年と2000年にこの地で施行された地方条例では、「パン屋は1週間に1日は店休日を設けなければならない」と定められている。
この裁定に対しヴィルヴィレさんは「観光客のために夏の間のみ店を開けていただけだ」と罰金の支払いを拒否。地元市長を含む地域社会も彼を支援し、約2000人から“例外”を求める請願署名を集めた。「競合店のある地域でもないし、休暇で訪れる観光客にとって閉店している店ほどつまらないものはない」と市長。
しかし、休日なしの営業を求めるヴィルヴィレさんたちは少数派のようだ。リュジニーのあるオーブ県のパン屋と菓子職人組合が、加入者126人に対して週1日の休暇を守る規制に賛成かどうかを尋ねたところ、大多数は賛成したという。フランス小売組合CLIC-Pのシェーラーさんは「フランスの雇用法は労働者と雇用者を保護するためにあり、尊重されなければならない」と地元紙に語った。「食品業界のパン屋やその他の職業は、週に少なくとも1日は休まなければならないと定められている。これらの人々は毎週の休息日が必要だ。私達は彼らが休みなしに働くことを許すだけではない。雇用主と従業員の両方が休む日は絶対に必要だ」。
以前、私が勤務していたコールセンターは、365日24時間営業。
でも、本人の希望によるシフト制なので、一番勤務日数が多い人でも、週休2日でした。
「パン屋は1週間に1日は店休日を設けなければならない」という法律を、「雇用主と従業員は1週間に1日は休まなければならない」に改正できないものでしょうかね。
そして、観光客が押し寄せる夏季だけ、アルバイトを雇って、
お店を回すとか。
日本では到底考えれない罰金が課されるのは、お国柄の違いですが、消費者サービスが過剰な日本の働き方も考え直した方がいいですね。
下記の画像をクリックしていただけると
励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします♪
どうもありがとうございます。感謝のうちに。
お問い合わせはこちら