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<10/18(水) 15:53提供:日刊SPA!>
【佐藤優のインテリジェンス人生相談】
“外務省のラスプーチン“と呼ばれた諜報のプロが、その経験をもとに、読者の悩みに答える!
◆上手な時間の使い方を教えてください(会社員 男性 29歳)
私は何をするのも遅い。「時間の使い方が下手」と言われます。
しかし、どうすればいいのか?と聞いてみても、「優先順位をつけて仕事をしろ」としか言われません。
それぐらいのことは、すでにやっていて、1時間以内に終えないといけない仕事、夕方までにやらなくてはいけないこと、夜までにやることと、仕分けてみるのですが、そのとおりにできませんん。……
◆佐藤優の回答
時間は伸び縮みすることを理解しておきましょう。アインシュタインの特殊相対性理論の考え方がわかりやすいです。……
人間の心理としても、同じ1時間が長く感じることと短く感じることがあります。
嫌な上司や取引先の人たちといるときは時間がとても長く感じます。
それに対して、親しい友人と居酒屋に行ったときは、それこそ飛ぶように時間が流れていきます。
あなたの場合、現在担当している仕事が嫌だから時間がたつのが長く感じ、そのため士気が落ちて、仕事にさらに時間がかかるという悪循環に陥っています。
理由は2つあります。
第1は仕事の量が極端に多い場合です。
この場合、同僚も同様に時間内に仕事をこなせないような状態になっているはずです。
第2は、あなたが同じ仕事を消化するのに同僚よりもはるかに多くの時間をかけているという事例です。
その場合、仕事の基本に関する知識が欠けている可能性があります。恥ずかしがらずに同僚や先輩に尋ねて自分の知識の欠損を埋めるようにしましょう。
それでも同じ仕事を担当している同僚と比較して、あなたの仕事の処理スピードが極度に遅い状態が続く場合は、仕事の適性がないか、能力が及ばないかのいずれかです。……
こういうときは上司に配置転換を願い出ることです。上司もあなたのことをお荷物と考えているので、配置転換に動いてくれるでしょう。
ただし、間違っても退職しないことです。
転職しても賃金、労働環境ともに今よりも悪くなる可能性が高いからです。……
アインシュタインの特殊相対性理論の考え方。
私にはわかりにくかったので、割愛しましたが。(笑)
時間の長さの違いは、誰でも体感していますよね。
同じ仕事を担当している同僚と比較して、仕事の処理スピードが極度に遅い場合。
丁寧すぎる、完璧を求めすぎ、折り合いがつけれない、という場合もあるかもしれません。
ただ、優先順位のつけ方に、工夫の余地があるような気がします。
私の中では、優先順位のつけ方が上手い = 時間の使い方が上手、という感じ。
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