<提供:フムフム>
…… 会話のなかで、ついつい使ってしまうのが「でも」「しかし」という言葉だ。
ちなみにどちらも逆接の意味を持っているが、「でも」は助詞、「しかし」は接続詞だ。……
A「このプランは、予算がかかりすぎるな」
B「しかし、この予算でなければここまでのサービスが提供できません」
Bさんは、「しかし」と言ってしまうことでAさんの言うことを否定している。
これでは、Aさんもいい気持ちにはならないだろう。
「だからこそ」で相手の意見を受け入れて自分の意見も述べる
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↑には、この「でも」「しかし」に代わる言葉として「だからこそ」を勧めている。……
「だからこそ」は、相手の意見を受け入れさらに自分の意見を追加するときに使われる。
これならば、あまり相手に悪い印象は与えないだろう。
「これ、他社の商品と比べて、ちょっと高いんじゃない?」
「はい、そうなんです。だからこそ、品質が段違いで、長く安心して使えて、結局はおトクなんです」……
先に上げた例文も「だからこそ」に置き換えてみよう。……
A「このプランは、予算がかかりすぎるな」
B「そうですね。でもこの予算だからこそ、ここまでのサービスが提供できるんです」
なるほど。「だからこそ」を使ったほうが前向きな意見を言っているようにとらえることができる。
これならば、相手が否定的な意見を言われているようには思わないだろう。
相手を受け入れる姿勢を見せることで信頼度がアップする
「でも」「しかし」という相手を否定する単語をなるべく使わず、「だからこそ」のように肯定する単語を使う。
こういうところに気を配れば、いつもの会話や会議などが円滑に進むのではないだろうか。……
人間の脳は、主語を理解しない、とのこと。
だから、人に否定的な言葉を発すると、自分に対しても否定的ことを言っているわけです。
「でも」「しかし」に続く言葉は、どうしても否定的になりますから、これらの言葉は封印して、「だからこそ」を積極的に使いましょう。
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