残業ある?女性は男性よりも「長時間労働」で病気になるリスクが高いと判明 ≪続きを読む≫
■働きすぎな女性は、がん発症リスクが3倍に…
…… 米オハイオ州立大学の研究によると、女性が週に40時間以上仕事をすると、がんや心臓病のリスクが出始めることが分かりました。
さらに週に50時間を超えるとその悪影響はさらに高まり、60時間に達すれば糖尿病、がん、心臓病、関節炎の発症リスクが3倍にまで高まってしまうのだとか……。
しかもこの傾向は男性には見られなかったと言います。
男性はむしろ、週に41時間から50時間で適度に仕事をすると、あまり働いていない人と比べて、心臓病や肺がん、うつ病などのリスクが“下がった”と確認されています。
■女性の病気リスクが上がるのは、週50時間以上の労働
この研究は、1957年から1964年に生まれたアメリカ人12,000人以上を対象とした調査、「1979年版・青年の全国縦断的調査」をベースに行われています。
そのうち1998年の段階で40歳以上の被験者をピックアップし、男女別、過去32年間に渡って各人の労働時間と病気との関係性を調べたそうです。
その結果、女性で週40時間以上労働をしている人から病気のリスクが上昇し、50時間以上の長時間労働をしている人に関しては、明らかにがんや心臓病リスクが高まったのだとか……。
■女性に与えられた役割、”家事”が原因に
ではなぜ女性だけ、長時間労働が病気のリスク上昇に影響を与えたのか?
その理由として研究者は、女性の家庭内での役割を挙げています。
男性の家事や育児への参加が進んできたとはいえ、まだ不十分な家庭も少なくないと思います。
一方で女性は、長時間働いても家事や育児から逃れることはできません。
そのストレスや苦労ががんや心臓病などを招くと考えられるそうです。……
レディーファーストのお国でさえ、女性の家庭内の役割がそれほど大変だとしたら、日本はさぞかし……。
女性がフルタイムで働く家庭は、夫婦でよく話し合い、家事や育児の分担をきちんと決めましょう。
家事や育児は妻任せ。
そんな時代は、終わりました。
夫婦協働時代。
精神面のフォローも大切です。
病気になるリスクの低減を計るべし!
女性も頑張りすぎないように気をつけましょう。
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