感覚を大事に対処する
認知行動療法研究開発センター 大野裕」より
…… 棋士の話では、優れた人は理性的に手を読むだけでなく、自分の感覚を大事にしながら将棋を指しているという。
少なくとも私が理解した限りでは、将棋の指し手を判断する際は、理性よりも感覚の方が大切になる場面が多いようだ。
言葉を換えれば、将棋では考える脳も大切だが、それ以上に感じる脳が大切なのだ。
ある局面で長考に入り、いろいろ考えた末に駒を置く。
しかし、その手がよくないときは、全身が不愉快な感じになるという。
感じる脳が働いて、体が反応するのだ。
逆によい手だと、幸せを感じるという。
こうした感覚は、将棋のような勝負事だけでなく、私たちの生活でも大切だ。
感覚を大事にしながら生活すると、いろいろな問題に直感的に対処できて、こころが健康になっていく。……
営業時代のこと。
お客様への対応で、わたしはAという案。
でも、上司の指示はB。
Bじゃない。
私は、感覚的にそう思いましたが、上司を説得するに足る材料がありませんでした。
ビジネスで、「何となく」とは、言えません。
結局、上司の指示通りに動き、後から後悔する羽目に。
そんなことが何回かありました。
論理的に説明できない。
でも何かヘン。
当時、「感覚を大事に対処する」というこの記事があれば、よかったのだけど。
言葉にし得ない直観。
合理的に白黒つけず、大切にケアした方がいいようです。
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