
8/25 日経新聞 「政治とことば
相互理解 まず自分から」より
「慰められることより慰めることを
理解されることより理解することを
愛されることより愛することを
私が求めますように」
民主党の横路孝弘前衆院議長が13世紀イタリアで活動したカトリックの聖人、聖フランチェスコの言葉に励まされたのは、国政から転じた北海道知事の2期目を務めていた頃だった。
地域活性化を狙ったイベントの失敗で巨額の赤字を出し、批判され、苦しんでいた。
頑張っているのに、どうして誰も努力を理解してくれないのかー。
そんな気持ちに陥りかけていた時、東京家庭裁判所の判事を務めていた森田宗一氏から手紙が届いた。
最後に添えられていたのが、「平和の祈り」の一節だった。
言葉の意味を考えた。
「ただ理解されたいと思うだけではいけない。
自分も色々な意見に進んで耳を傾け、理解するように努めなければ」。
己への戒めと受け止めた。
フランチェスコはフランシスコとも表記されます。
実は、本人の作ではないながら、アッシジの聖フランシスコの生き方と精神が息づいており、「聖フランシスコの平和の祈り」として、愛唱され続けています。
マザー・テレサやマーガレット・サッチャー、ビル・クリントンなど著名な宗教家や政治家が引用することで、さらに広く親しまれるようになりました。
いろいろな翻訳が出ていますが、るんるん♪バージョンをお届けします。
「私をあなたの平和の道具としてお使いください
憎しみのあるところに愛を
いさかいあるところに許しを
分裂のあるところに一致を
疑いのあるところに真実を
絶望のあるところに希望を
闇に光を
悲しみのあるところに喜びを
もたらすことができるように 助け導いてください
慰められることより慰めることを
理解されることより理解することを
愛されることより愛することを
私が求めますように
私たちは与えるから受け 許すから許され
自分を捨てることによって、永遠の命に生きるからです。
なかなか自分の思うようにいかない時があります。
そんな時、心の支えにしていただければ、と思います。
励みになりますので、1日1クリックの応援を
どうぞよろしくお願いいたします。
↓



社会保険労務士福島里加事務所 http://runrunsr.jp/
〒150-0002 渋谷区宇田川町6-20 パラシオン渋谷303
