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「言うことなし、ありがとう」
こんな素敵な言葉を残して逝ける人が、どれだけいるでしょうか。
この本の著者、関屋先生のお父様は、悪性リンパ腫に侵され、2010年5月当時84歳。
大学病院での抗がん剤による治療法から、在宅での緩和的療法に切り替えられ、ご自宅で息を引き取る前に、家族にそうおっしゃしました。
「病院は嫌だ、早く家に帰りたい」と、素直にご自分の気持ちを伝えられたお父様。
その気持ちに応えて、さまざまな支援制度を上手に活用しながら、在宅看護をやり通し、家で看取られたご家族。
病に苦しむお父様ご自身も、看護する側も、筆舌しがたい大変さがあったことでしょう。
でも、終わりよければ、すべてよし。
人間の尊厳を保ったまま、生命を全うされたお父様。
「言うことなし、ありがとう」
本人のたっての望みを叶えられたご家族にとって、最高の労いの言葉であり、今後の心の支えでもありましょう。
この本は、関屋先生の実体験に基づき、家で看取るためのノウハウがわかりやすく解説されています。
関屋先生は社労士ですから、社労士ならではの視点も冴えています。
そして、何とも感慨深いのは、お母様の日記からのコラム。
実用本でありながら、家族愛の素晴らしさに心打たれます。
目次は↓
序章 大切なのは本人の意思
第1章 病院で死ぬこと、家で死ぬこと
第2章 まだ元気な時にやっておきたいこと
第3章 介護保険の準備からはじめよう
第4章 訪問診療をスムーズに導入する
第5章 住宅改修とその他の準備をしよう
第6章 自宅での看護・介護期を充実させる
第7章 最期を迎えるにあたって
私に言わせれば、「自分の家で死にたい」と言われたら、ではなく、言われる前に一読しておくべき良書。
是非、多くの皆様にお手にとっていただきたいと思います。
るんるん♪語録/2月7日
子どもの頃からずっとずっと思っていたこと。
最期に言う言葉は、「ありがとう」
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