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コールドリーディングとは、事前の準備なしに、その場で〝心理的・言語的トリック〟を使って、相手の人生や心の中を読み取っているように思わせる話術のこと。
ニセ占い師や詐欺師は、〝騙しのプロ〟ではなく、〝信頼させるプロ〟なのだとか。
まずはじめに本当のことを言って信じさせ、それから騙す。
だから、私たちは、コールドリーディングから、信頼させる話し方の技術を学ぶというわけ。
コールドリーディング心得その2 「相手がしゃべりたがっていることをしゃべらせる」
コールドリーディング心得その3 「相手が聞きたがっていることを話す」
コールドリーディング心得その4 「ただひとりの特別な存在としての相手に、驚きをもって接する」
これらは、コールドリーディングならずとも、営業でも接客でもコーチ、カウンセラーでも何でもそう。
相手が気持よく話し、満足してはじめて、こちらの話も聞こうという余裕が出て来る。
事例がふんだんに盛り込まれていて、参考になるのだが、後輩が企画書を部長に見せる前に意見を求めてきた時のコールドリーディングを取り入れなかった時の会話、取り入れた時の会話の対比も面白い。
この人は私に何を言って欲しいと思っているのだろう、と考える習慣を身につけることが大切。
第2章から、テクニック編。
コールドリーディングの基本中の基本〝ストックスピール〟は、誰にでも当てはまるような漠然としたことを、あたかも個人的な事実を言い当てたかのように提示するテクニック。
いかにもあっさりと見抜かれてしまいそうでいて、コールドリーダーの手にかかると引っかかってしまうのは、人間の心理を巧妙に利用しているから。
といっても、外れることがある。
その時は、〝アンペリファイアブルステートメント〟なるテクニックで挽回。
Unverifiable Statements、つまり、裏づけが取りようのない主張で、論理的にノーと言えないもの。
第3章の〝ライトハンドシステム〟は、これまで少人数のセミナーでだけしか教えていなかったという特別なテクニック。
ただ、「おわりに」で石井氏がおっしゃるのは、「本当に大切なのは、話し方や聞き方、話術といったテクニックではなく、かけがえのないスペシャルなひとりの人間としての相手に心から興味をもってあげること」
なるほど。怪しげな本かと思っていたけど、大丈夫。(笑)
それでも、日常生活に〝使える〟テクニックなので、ナンパに活用していらっしゃる人がいるのも、さもありなん。
要は、プライベートにしろ、ビジネスにしろ、読み方次第、使い方次第。
るんるん♪語録/11月29日
自分が大切にされている。
相手にそう思ってもらえるように接したい。
信頼を寄せ、心をこめて。
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