クレド(Credo)。
ラテン語で「信条」という意味ですが、もともとはカトリックのミサの信仰宣言の初めの言葉、「われは信ず」に由来しています。
現在では、企業理念や創業の志を実現するために、従業員が共有する価値基準や行動指針を簡潔に明文化したものを指す言葉としての認知度が高くなりました。
クレドを活用して、好業績を出している企業といえば、私はまずリッツ・カールトン(高級ホテル)を思い起こします。
でも、今や、クレド導入は大企業ばかりではありません。
何とうちの社労士法人の顧問先でも、クレド作成中です。
一般的に企業理念は経営者が作りますが、クレドは従業員総出で、ひとりひとりが主体的に関わり、時間をかけて作り上げていくもの。
だからこそ、企業理念が浸透し、従業員のモチベーションアップ、サービス向上。ひいては顧客満足も高まるわけです。
きょう、私はそんなクレド作りの現場に同行しました。
お二人の先生がちょっと席を外している間に、私は従業員さんに「先生」と声かけられました。
先生ではない旨お伝えしたのですが、「僕たちにとっては、先生みたいなもの」と言われました。
私は、まだただの雑用の身なのですが…。
でも、いずれ、「先生」になって、訪問しますからね。