犯人は現場に戻る
引っ越しを機に買ったベッドも、仕事が忙しくなかなか組み立てる時間が作れなかった。
年末に友人に手伝ってもらい、なんとか完成。重く細かく複雑で、一人でやらずに良かったと思う深夜。
部屋中に溢れる段ボール。自分より大きな段ボールが開かれさらに大きくなっている。二重に梱包されたのが2ケース。
発泡スチロールとビニールも床を埋め尽くす。
狭い部屋でなんとか段ボールをたたみ、発泡スチロールはゴミ袋につめた。
深夜。何往復かしながらゴミ捨て場へ。
年末の収集は終わっている。
はっきり言って迷惑行為だ。
スペースから溢れでるゴミ袋、中身が軽いから風船のように風で道路へ。
段ボールを運ぶ私の目の鋭さと神経の緊張、友人への共犯意識と裏切りへの不安。
そしてことあるごとに現場を気にするワタクシ、まさに犯人の如し。
よくないな。
