ドロップアウト | 身から出た素描

ドロップアウト

いつでも辞められるように片足は外してある

辞めたくなるまで辞めなくて済むように手は汗掻きながら支えを握っている

飛びたいんだけど、手を離したらゆっくり確実に地面に打ち付けられるのを待つだけ


羽がないというのを痛感


せめて違う地面を歩きたいのだろうか
それとも柵のまわりをうろつく練習をし続けるのだろうか