こんばんは、雪が降り始めた鳥取のみつやです。
また大荒れの予報で、せっかくの休みも自宅警備に終わりそうです。
そんな時、釣り仲間から、水没させたストラディックを、「なんとかなったら設けもん」のノリで一時預かり。
ギアはゴリゴリ、ベールは固いなど明らかな異常固体。
とりあえず暇つぶしがてら分解開始。
道具はいつぞやの100均ミニ六角、1番のプラスドライバー、あとはトルクネジ用のレンチ。
まずはベールは放っておいて塩噛みのギアから。
パーツを外していっても特に錆等は見当たらず。クラッチを外してピニオンギアを取り出すとなぜかベアリングごと外れる。
おぉ、完全に固着してる・・・
とりあえずボールベアリングをなんとか取り外し、表面の観察。損傷は特になし、表面に塩の結晶多数。動きは最悪。ゴリ感の原因はこれで間違い無さそう。
ひとまずリールオイルで塩分を流し、ベアリング内部に染み込むよう注油。回すとゴリゴリいいながら錆色のオイルが出てくる。
何回か注油し、錆が出なくなるまで繰り返し。そのころにはオイルがなじんで回転も滑らかに。
とりあえずおまけで、ギアの端っこに固着していたグリスを除去。フィールディングの向上に期待。
そして問題のベールへ。
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いやこれは無理ですわ。
まずベールが変形している。無理な力が掛かるため、パーツが接触して動きを妨げているよう。
何度か戻せないか挑戦するもどうにもならず。
釣り仲間に連絡すると受け取りに来るとのこと。
とりあえずフィーリングはなんとかなったが、ベールはどうにもならないと報告。
まぁ手動で戻して使うわ、と男前な反応。
結論、ギアはなんとかなるが、物理的な変形は無理。
まぁ暇もつぶせたし勉強になったんで良しとしよう。