「再」国際化=インターナショナルの時代へ | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 国際化が再び重要な時代、だと思います。多くの国の人々と交流し、様々な文化、宗教、思想が交わり合い、新しいインターナショナルな時代の幕開け、なのだと思います。

 ヨーロッパでは、イスラム系の人々の人口割合も爆発的に増えており、ベルギーのブリュッセルではすでに4分の1がイスラム系の住民だそう。国際化がどんどん進み、この傾向は世界に及ぶだろうと言われています。

 このような国際化・インターナショナルな多様化の状況は歓迎すべきもののはすです。

 もちろん、アメリカ国やフランス国の中東地域での空爆は許す理屈はありません。だからといって無差別の殺人テロは許せない、これが世界中の多くの人々のベーシックな想いではないでしょうか。

     ナショナリズムや偏った情報に洗脳されていない限り。

 帝国主義や、あらゆる「ショック」を口実に侵略戦争を仕掛けます。国際化をもっとも阻むのは戦争だし、国家です。

 国家とそこに住む人々は違う。フランスに住む人々がオランドの戦争宣言を皆、受け入れ肯定しているわけがありません。それは、「イスラム国」のテロをイスラム系住民が皆、肯定しているわけがないのと同じく。

 もちろん、私たちも安倍政権の集団的自衛権行使容認を受け入れていないように。

 国家と住民は全く違う、私は、むしろ、利害が基本対立しているという風に考えています。

 住民レベルでは、ヨーロッパでも、イスラム系住民との共生を受け入れ、本当の意味での隣人として共に生活しているのです。『サンドラの週末』という映画では、フランスの非正規の労働者同志として移民の仲間との連帯が描かれています。

 私たちは、中国や韓国の文化、黒船できた欧米文化、そして、これからのイスラム系の文化を国際化=インターナショナルな多様性と受け入れる懐の深さ・広さを本来、持っているはずです。国家、ナショナルなどというものは当然の存在ではありません。
 
 イスラム系の文化、私たちにとっては、再びエキゾチックですが、それはよく知らないが故でしょうね。特攻隊を生み出した日本が誤解されるように、イスラムも誤解されている部分はあるでしょう。

 しかし、世界はインターナショナルに交わりながら発展していくでしょう。今年、話題となった『服従』という小説では、そのような近未来を個人レベルで描いた予言の書、かもしれません。

 国家が行う非常な暴力=空爆等の戦争行為を終わらせ、民衆レベルでの国際化を共生化、多様化を進めていきましょう!なかようしようぜ、みんな♪