「安倍政権、打倒」の次へ | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

ブログの説明を入力します。

 戦争反対、安倍打倒が、盛り上がっています。いやあ、こんなに盛り上がるとはねえ。高校生の「とりま 廃案」「それな、それな」とかは、新しすぎて・・・(自分んちの高校生に確認中・・・)。

 これだけ、安保法制=戦争法案に反対の声が高まり、かつ、それがイコール政権打倒に結びついているのは、なんかいい時代だなあ、と思います

 「戦争法案なんて嫌だ!→それを作ろうとしているのは誰だ?安倍政権だ!→だったら、そんな政権いらない!」っていうことですよね? これ、わかりやすいと思います。

 ということで、戦争反対、戦争したくない私たちの勝ち、で行きたいので、さらに進めましょう。「安倍政権いらない→だったら次どうする?誰かいる?いない→だったら自分たちでやろう、それが民主主義だ!」ってことで♪

 これは、とっても自然なことだと思います。まあ、民主党政権や、維新政権や、共産党政権が、「自分たち」政権と思える場合は別ですけど、これらに政権では戦争は終わりませんからね、東アジアでは。

 あっという間に、「専守防衛だ」「中国が攻めてくる」「釣魚台だ」みたいなプロパガンダやりそうで、今の私たちの戦争嫌だ、のキブンを体現していないでしょう?

 「じゃ、どうしよ?」っていうところから始めるのでいいと思います。簡単にいうと「自分が総理大臣としてどうするか?」。

 あんだけ、安倍打倒って言っていたんだから、「いや、俺は無理」はないでしょ?少なくとも、安倍さんよりは俺にまかせろ!と思っているわけでしょ?

 大きくは、そういう意思が、私たちの中に渦巻いているのだと思います、「既存のオプション」からではなく。

 まずは、オポジション(反対派)からでいいではないですか?それから、次を考えれば自然と「自分たちで」オルタナティブ(次の選択)を示すことが生まれてくるでしょう、当然のこととして。

 私たちは民主主義の外野席から、何年かに一度、ありきたりのオプションを行使するだけ、では、もう納得できません、騙されません。我慢できない生活を強いられている世界の99%側の仲間は、ゼネスト、ストライキで力を示しています、韓国、ギリシャで。世の中を動かしているのは99%の虐げられている仲間たちであることを互いに自覚し励ましあい、そしてそれを1%に示すために。

 戦争しない世界、原発を再稼動しない世界、搾取をしない世界を私たちが国際的に繋がりながら自ら実現させましょう。
                     2015年8月6日 広島にて