ミニチュア細密模写 フェルメール「ヴァージナルの前に立つ女」完成
完成です。
厚紙にアクリル絵の具での制作で、アルキドニス(ウインザーニュートン社製グレージング用ニス)仕上げ。裏板は天然チークつき板貼り、ウレタンニス仕上げ。
額も自作で、ドールハウス用モールを組み合わせ、ジェッソで下地を作ったのち、アクリル絵の具で2層に分けて塗装後、スチールウールで研ぎ出し。
この作品は「ヴァージナルの前に座る女」と対になる作品で、同時期に仕上げられた作品だそうです。こちらのほうがシンプルな構成ですが、その分色彩構成の巧みさが強調された作品だと思います。
描きはじめてしばらくした状態から順に工程を。
ミニチュア細密模写 ダビンチ「モナリザ」完成
完成しました。
ミニチュア細密模写作品「モナリザ」
ダビンチのいわずと知れた名品「モナリザ」の完全再現模写です。
現在のオリジナルは溶き油の黄変や、有機顔料系などの退色により当時の色彩が保たれていません。今回は当時の色彩の再現をめざしました。
他のダヴィンチの未完成作品から下塗りの状態を推測し、ほぼ当時あった色のみを使っての再現のため、かなりオリジナルに近い色が出ているはずです。
また、本来眉毛も描かれていたのですが、状態が分からないため省略しています。
今回は自身初の油彩による制作となりましたが、細密はなかなか難しいと思っていましたところ、案外かなりのところまで描写が可能だと分かりました。
額も自作品で、ドールハウス用のモールと自ら装飾を削りだしたチークの2mm角棒を組み合わせ、ジェッソで下塗り後下色をつけた後洋金箔押し、アクリルで着色してあります。
サイズはオリジナルの12分の1、額を入れて86x64mm。大変小さな作品です。
今回使用した絵の具は
下絵で使用したアクリル絵の具:チタン白(本来はシルバーホワイトだが、アクリルにその色がないことと、こちらのほうが安定しているため代用した)、イエローオーカー、バーントアンバー、ローアンバー、ウルトラマリン青。
本塗りで使用した油絵の具:チタン白(上に同じ、シルバーホワイトの代用)、イエローオーカー、ローシャンナ、ローアンバー、バーントシェンナ、バーントアンバー、バーミリオン、ローズマダー、サップグリーン、テルベルト、ウルトラマリン、ランプブラック。
価格は7万円でした。
売約済み。
裏側。チークのつき板を貼ってあります。
上側のアップ。頭の大きさは18ミリほど。左右異なった口角の上がり具合も精密に再現しました。実は当時、頬は赤味がさしていました。
眉毛もあったそうですが、ここでは頬の赤みのみの再現。
手の周りのアップ。
手前側の腕には薄いベールがありますが、オリジナルは現状ではほとんど見えません。それも再現してあります。
手は微妙に表現された爪もしっかり再現しました。
ミニチュア細密模写 フェルメール「デルフト」
フェルメールがその生涯の中で2点だけ制作した(または現在現存する)風景画のうちの一枚です。
もう一点も過去に2度ほど制作しましたか、今回のものは初の制作。
フェルメールの風景画はいずれも画家が住んでいた周辺を描いたものでした。
また彼は、現在のカメラの原型とされる、ピンホールカメラの原理で像を写し取るカメラ オブスクラ を用いたとされ、彼が描いたアトリエにもその機械が描かれており、風景の制作においてそれを用いたという説があります。
厚紙にシルバーポイント(銀筆)、アクリル絵の具での制作で、アルキド系ニス(油採用)で仕上げています。
額は既製品に洋金箔を押し、アクリル絵の具で色づけ、更にゴールドフィンガー(金縁の額の補修用の特殊な絵の具)で金を足し、質感を高めています。裏側は天然チークのつき板を貼って仕上げました。
サイズはオリジナルの12分の1サイズ。額を入れても65x54mm。大変小さな作品です。
二枚の小さな風景画
イギリスの岬
ミニチュアの細密画です。
厚紙にアクリル絵の具での制作。アルキド系ニス(油採用)で仕上げています。
サイズは54x65mm。大変小さな作品です。
額は既製品ですが、アクリル絵の具で着色し、裏は天然ひのきのつき板を貼って仕上げています。
岬の先端に白壁の建物が見えます。
こちらは湖の夕焼け
アクリル絵の具、アキーラ(アルキド系の新種の絵の具)、アルキド系ニス仕上げ。
サイズは上と同じ。こちらも大変小さな作品です。
額はこちらも既製品で、アクリル絵の具で着色し、裏は天然ひのきのつき板を貼って仕上げています。
幻想的な湖の風景です。


















