40代夫婦。夫はメンタル不調で休職した後、昨年退職し、現在就活中。長女(高3)次女(中3)。節約生活しています。
先日高3長女の高校から「奨学金」に関する手紙が届きました。
内容は、今度生徒向けに「日本学生支援機構大学等予約奨学金」の説明会が行われるという連絡。
大学進学で今や2人に1人は利用していると言われている「奨学金」。
地方在住者が大学進学で一人暮らしをする際に借りることが多いのではないかと思う。
都市部在住は自宅通学できる大学がたくさんあるから有利のように思えるけど、実際両方に住んで思うのは「都市部は生活にお金がかかる」ということ。
都会に住んでいた時、ママ友同士で収入格差を感じることは多かった。
余裕のある人は子どもにたくさんの習い事をさせていた。
女の子ならピアノor水泳&公文、男の子はサッカーor水泳&公文という具合。
習い事をしていないと「お金がない」と思われるのではないかと私は危惧していた(被害妄想)
かたや地方都市に住むと、ママさんたちはその県出身者が多く親戚も近所に住んでいて習い事は1個だけの子が多かった。
偏差値70の高校を出たお子さんで「地元を離れたくない」という理由から近所の大学に行く人もいた。
暮らしやすい地域に住むとそこから出たくなくなるのは、わかる。
私と夫は就職してから一人暮らしをして転勤族であちこち行ったから、娘たちが家を出たいと言っても反対はしない。
奨学金を借りて、大都会で暮らす経験も決して悪くない。
私は自宅から通う大学生だったけど家庭の事情で奨学金を約150万円借りて、10年で返済する計画だった。
ただ、28歳で寿退社することになって計画が狂い、残りの返済分は結婚式のお祝儀や退職金で一括返済した。
1ヶ月13,000円くらいの返済額だったと思うけど、一人暮らしで貯金もしながらの返済は厳しく、最初の数年でボーナスを使って一括返済したほうが良かったと思う。
だから娘が奨学金を借りる際は、1ヶ月1万円以内の返済額になるような金額を借りるように伝えている。
「借りたもんは返すー」って『ナニワ金融道』でセリフがあったように、ちゃんと返せれば奨学金=悪ではないと思う。
(奨学金返済の経験から私は借金だけはすまいと身にしみているし。)
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