全世界のフュージョンファンの皆様こんにちは、こんばんわ
お!順調にブログ書いてますね
需要はない?いやいやそれでも書きますよ
2021年4月の作業ですがさも昨日やったかのように書いていきます!笑
まだ前の店舗の写真なので既に今は違和感
購入当初はこんなにはまるなんて思ってなかったM様ですが徐々にフュージョンの沼に足を踏み入れていきましたね笑
ちなみにこのハンドルはワンオフハンドルです
ポジションがよく運転しやすい
では早速当店自慢の安心点検を行っていきます!
安心点検とはフュージョンのウィークポイントを考慮した上で当店が作った150項目を点検するメニューですね
フロントタイヤの残量や状態はOK!
バルブもタイヤ交換の際に交換しているので大丈夫ですね!
リアタイヤの状態OK!
バルブも当然OK!
リアやL字バルブが純正ですよ
タンク外見は若干サビありますが、中身は綺麗でも問題なし!
このタンクもなかなか希少なアイテムになってきましたね
シートを開けてエンジンをチェック!
エンジン圧縮問題ありません!
お馴染みのジェネレターカバーの配線部分はオイル漏れを確認
正面からは汚れてはいますが綺麗ですね
下側も乾いていて問題ありませんが、ジェネレーターカバーからオイルが漏れている以上、メカニカルシールをこのタイミングで同時交換し、リフレッシュしておくのがいいでしょう
距離もぼちぼち5万キロですし、距離云々よりも年数的にはとっくに交換時期は訪れております
キャブレターを取り外して状態を確認!
キャブレターの分解清掃とガスケット交換は当店にて2019年6月8日40800キロの時点で行った履歴あり。
ちょうど年間5000キロ走行、月間415キロ走行、月25日使用と考えると日割りで約16キロ、片道凡そ8キロ程の通勤使用という感じでしょうか
いや、ストーカー気質www
現時点でほぼ2年が経過しておりますので時期的にはやっておいてもいいかもしれませんが、汚れも軽度ですし次回でもいいかもしれませんね
裏側ですがまだまだ綺麗です
ダイヤフラムは若干傷がありますが、まだ亀裂はありませんし大丈夫そうですね
このダイヤフラムに亀裂が入るとエンジンの回転数が上がらずスピードもでません
同様の症状に陥っている方はこのダイヤフラムの状態をチェックしてみて下さい!
パーツ代金は6000円オーバーとなかなか高額パーツですが
ちなみに中華もありますが制度が悪いのでオススメはしないですよ
当店は純正一択!!!!!
ヘッドカバーガスケットからのオイル漏れも現時点ではありませんが、ジェネレーターカバーガスケットとやウォーターポンプメカニカルシールと同時のタイミングでガスケット交換を行えばエンジン全体がピカピカになりますし、同時作業にて工賃が安くなるので優先順位は低いですがこういう時に一緒にやっておくといいです
当店にてサーモスタットを交換した履歴はなし。
このタイミングで交換推奨しておきます!
インシュレーターは前回交換しているので亀裂なく問題ありませんね
マフラーを取り外して状態を確認!
マフラーバンドは問題ありませんが、ボルトは交換しておいてもいいですね!
スイングアームのベアリングはスムーズに回るので大丈夫です
リアブレーキシュウの引きしろですが、少なめですね
このタイミングで交換が望ましいでしょう!
点検時ならパーツ代のみで大丈夫なのでお得
エンジンマウントからはサビが出てますね
エンジンハンガーのメンテナス履歴はありませんし、車高も低いのでやるならこのタイミングです!
このあたりは全部バラして確認しますよ
エアクリーナー、ベルトケースエレメント(三角のスポンジ)は綺麗で形も残っているの問題なし!
ベルトやプーリーを見ていきましょう!
ドライブベルト亀裂なく問題なし!
こちらも前回40800キロにて交換履歴があるので、あと1万キロは大丈夫ですね!
という事はウエイトローラーやスライドピースも問題ありません!
プーリーを覆う大きなOリングのみ交換して元に戻しましょう!
ちなみにプーリーボスの摩耗も規定値に収まっていて問題なし!
プーリーのフェイスも隙間ないので大丈夫です!
ドライブフェイスも同様にOKです
お次はクラッチ側です
サビが多いですね
クラッチシュウの残量は2.18ミリ
交換時期は1.5ミリなのでまだ大丈夫なのですが、色々な所にガタが来てそうなのでこのタイミングで交換でいいと思いますね
クラッチシュウを交換する際はただクラッチシュウ、クラッチスプリング、クラッチダンパー、センタースプリングを交換するだけでなく、トルクカムのベアリングを打ち変えたりバリを削って洗浄し、オイルシールやOリングをキッチリ交換しながら最後に新いグリスを塗布するといった相対的なアプローチが必要ですね
走りに大きく影響する部分なので!
次にフロントカウルを外します
ラジエターの状態を確認!
外見からの情報だけにはなりますが傷もなく問題ありませんね
ホースやジョイント部分も確認します
漏れも発生してないですしいいですね
リザーブへの戻しのホースも問題なし!
ここのホースも大丈夫ですね
リザーブタンクのキャップも大丈夫です!
ラジエターキャップですが交換履歴はなし。
ゴムも少し肥大化しておりますし、交換推奨です!
フロントサスペンションを外してチェック!
今では廃盤で手に入らなくなったファーストカルムサスペンションですね!
フュージョンの専用設計で作成されていて10㎝級のローダウンを行える唯一のサスペンションですね!
専用設計ではなく、加工を行ったり流用品はたくさんありますけどね
ブッシュはひび割れもなく問題なし!
と言ってもこのブッシュもうオフィシャルからは新品販売されてないんですけどね…
リアも同様に
状態はいいですね
以前新品を使って組んでますからまだまだ大丈夫です
今新品が欲しいと思っている方はあの時買っておけばよかったと激しく後悔しているでしょうね
ブレーキローターの残量をノギスで確認!
限界値4ミリなのでまだまだ問題ありません
他にも色々点検させていただき、お見積もりが確定したのでお客様に検討してもらっている間に安心点検に含まれているブレーキキャリパーの分解清掃安&ガスケット交換を進めていきましょう!
ちなみにフルードオイルの交換もちゃんと含まれているので安心点検は本当にお得なんです!
パーツを分解して状態をチェックしながら洗浄します
パーツを洗浄して磨きました
ピカピカ
新品のピストンシールを使って組み上げます
バンジョーワッシャーも当然純正新品で抜かりはありません
最後は組み上げてワコーズのスーパーハードを施工すればそれはもう新品です笑
このキャリパーサポートの輝きをご覧ください
当店はここまでやりますよ
という事であとはお客様の返信を待ってどの部分の作業をどれくらいやるか調整して打ち合わせするのですが
既に「全部お願いします」という男前な返信をちょうだいしておりますので、メンテナスの内容は次回のメンテナンス編でご紹介いたしましょう!