「兄妹が出来たら、上の子をケアしなさい。」
そんな声をよく耳にすると思います。
実際は上の子だけケアしておけば良い
というわけではないので注意が必要ですが、
どうしても下の子に手が掛かり、
上の子が愛情不足になってしまいがちになります。
そうすると上の子は、愛情をもらう1つの方法として、
親の関心を引くために“悪さ”をし始めます。
すると当然親に叱られるので、余計愛情不足に。
しかも、イヤイヤ期だとさらに叱られるシーンが多く、
どんどん愛情不足になっていきます。
そして、そのうちに気付きます。
自分の愛情を奪っている対象は下の子だという事。
下の子を攻撃すると親は自分に関心を示してくれるという事。
これでどんどん悪循環に入っていきます。
子どもに必要なのは何か?
子どものためであったとしても、
その形が叱ったり怒鳴ったりでない
“親からの愛情”です。
これがあれば下の子への攻撃はなくなります。
そして、下の子が大きくなった時も
ケンカはもちろんありますが、
兄妹の関係がより良い状態になっているので、
大きな問題や激し過ぎるケンカの繰り返しには
なりにくくなります。
“親が思うでなく”
“子どもに伝わる”愛情を
しっかりと注いでいく事が大切です。
うまく出来ない自分がいてもいい。
少しずつ実践していきましょう!