しばらくそっと抱きしめて待っていると、
息子は少し落ち着きました。
なので、パパは仕事に戻り、娘はママにお任せ。
ところが、意志の強い娘は大泣き。
スイッチも入ってしまったようで
物凄い勢いで泣き続けています。
ママは抱きしめながら、
焦らず、ゆっくりと話をしたり、
気をそらそうとしたり。
ところが、まったくダメ。
意志の強いイヤイヤ娘は
絶対イヤだと泣き続けます。
いつまでたっても泣いていて、大泣きするばかり。
まったく止まりません。。。
しばらく、この状態が続くと・・・。
「いいよ。いいよ。
○○(娘)がかわいそうだから、
○○(娘)の歯ブラシがママの隣でいいよ。」
パパに“意地悪言わないの”と言われて
まだ少し悲しい気持ちの中にいたはずの息子。
その息子が顔を崩して泣き出しながら、そう言いました。
いつも我慢している優しい息子。
その息子のこの一言に、
パパもママもグッときました。
2人ですぐに息子のそばに駆け寄り、
抱きしめました。
「いつも我慢させてゴメンね。
いいんだよ、いいんだよ、我慢しなくて。」
「○○(息子)は、そんなに我慢しなくていいんだよ。」
いつも我慢させてしまっている切なさと
息子のあまりにも大きな優しさに
ママも私も涙が自然といっぱい流れてきました。
こんな時でさえも、
娘の悲しさを感じ取り、
配慮してくれる息子。
本当に本当に優しい最高の息子です。
ありがとう○○(息子)。
いっぱいいっぱい愛してるよ!